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日常生活の雑感を書き出しています。備忘録的役割。

【感想】『教育格差―階層・地域・学歴』

読了:松岡亮二『教育格差―階層・地域・学歴』ちくま新書、2019年。

教育格差 (ちくま新書)

教育格差 (ちくま新書)


世の中には様々な「教育論」がありますよね。

自主性を引き出す教育だとか、個性を重視した教育だとか。基本的にはどれも正しいことが論じられているんだと思います。ただ、それが絶対というわけではないのが「教育」の難しいところ。


おそらく今までたくさんの教育実践が行われてきたのだと思いますが、その前提としてどの子にも同じように…という、いわゆる平等の名の下に。

もちろんこれも正しく、理想的な考えではあるのですが、本書では「教育格差」は明らかに存在している、ということについてデータを中心に論じています。

幼少期、小学校、中学校、高校とそれぞれ章立てて「教育格差」の実態を明らかにしているのですが、全体を通じて共通していることは、そもそも子供の「生まれ」によって格差が生じてしまっているということです。
「SES」(社会的経済的地位)なんて言葉でも表現されています。

誰もが同じ条件で小学校生活を開始する──徒競走のスタートラインのような直線の横並びを想起するかもしれない。しかし、前章で述べた通り未就学段階で「生まれ(出身家庭・出身地域)」で様々な格差があるので、桜の季節に親に手を引かれ入学式の会場に足を踏み入れて戸惑った表情を浮かべる新1年生たちは、約6年間にわたって蓄積してきた異なる経験値を内在している。その上、公立学校はすべての人々に社会的上昇が可能な機会を提供する制度──(初期)条件の平等化装置として期待されているが、公立校であっても教育「環境」が同じなわけではない。

小学校での「教育格差」の実態を論じている章の冒頭部分ですが、幼少期にすでにいくつかの習い事をしていた子供もいれば、何もしてこなかった子供もいるわけで、その時点で格差が生じてしまっています。

これは親の意識が関係していて、教育熱心な親の下に生まれるかどうかで変わってきます。本書では、この他にも様々な要素が、両親が大卒、片方が大卒、両親が非大卒という区分で分析されています。

もちろん家庭だけではなく、住んでいる地域や学区によっても格差があり(この辺は首都圏、非首都圏という区分で分析されています。)、例えば大学進学の意識においても、近所がみんな大学進学をしているような地域であれば、それが「ふつう」として受け入れられ、子供も大学進学の意識が高くなります。


まぁ、そのようなことが様々な角度から分析されているのですが、本書の構成の特徴として、各章末に箇条書き形式で本文の内容が3~4行にまとめられているので、本文で迷子になった場合は章末を読むと概要が分かるようになっています。読む上で非常に助かりました。


結論的な部分では、こうした明らかな「教育格差」という事実があることに目を背けずに建設的な議論を進めてほしいと書かれているのですが、その中に、大学での教職課程のカリキュラムに「教育格差」を追加すべきだということが主張されています。

そのまま高ランク・高SESである高校で学び大学まで出た教師からすれば、かつての自分のように一生懸命勉強しない低SESの児童・生徒、それに自分や近所の同級生の親と比べて子育てに専念しているように思えない親が不真面目に見えてもおかしくはない。教育格差について体系的に学ばなければ、低SESの児童・生徒が日々どのような現実を潜り抜け、その総体として授業に関心を持たないように見えるのか理解できないだろう。

非常に重要な視点だと思います。高SESの教育を受けてきた教師(になろうとする学生)に、はい、じゃあ小学生時代にタイムスリップして低SESの教育を受け直してこいっていうのは物理的に無理な話です。

となると、知識として低SES層の実態を習得するしかないと思います。この辺の実態を知っているのといないのとでは、将来教育現場に出た際の指導に影響してくるのではないだろうか。

逆に言うと、大学側としてはカリキュラムに「教育格差」をしっかりと取り入れることが重要になってきます。


しかし、筆者の葛藤でも言われていましたが、一方では高SESの再生産にもなってしまいます。

私は大学で教育社会学を教えている。これは大きな矛盾を孕んだ選択だ。難しい話ではない。大学生は平均的に高SES家庭出身であるわけで、教育格差とメカニズムを学んだ学生はその知識を使って助言を弟や妹にしたり、自身が親になったときに現在の社会制度の中で生き抜くのに「適切」な子育てをしたりするだろう。そう、私は教育格差を高SES家庭出身の学生に教えることで、「生まれ」の世代間再生産を強化しているのだ。

まぁ、でも、そんなこと言い始めたら何もできないよなぁ、とは思いました。


本書のテーマは、「教育社会学」という分野になるのですが、私自身もこの分野は非常に興味深いと思っている分野です。

大学時代、授業で様々な論文を読みましたが、「教育論」ってどうしても理想が先走ってしまい、「言っていることは分かるんだけど、現実的に無理あるでしょ…」みたいなものが結構あります。

そんな中で教育社会学は、各種データを用いながら社会背景や文化背景を紐解きながら分析している分野で、理想と現実をしっかりと見極めながら着地点を見付けている印象です。


「教育」という分野は、基本的には効果が出るまで時間がかかるので難しいと思います。
例えば中学校1年生の時に導入された政策が、自分が高校卒業くらいにやっと効果が出てきたからって、もう一度やり直せないですからね。

逆にその政策が失敗とみなされた場合も然りです。
私の世代なんかは「ゆとり世代」なんて総称されてしまいますが、世間的には「ゆとり教育」という政策は失敗とされています。


だからといって、ちょっと新しい政策を試したいからある学年の1組だけ実験させてくれ、なんてこともなかなかできません。人道的に。


一応、大学、大学院時代に「教育学」を専門として勉強してきたので他にも色々と思うことはあるのですが、今回はこれくらいにしておきます。

学生時代は平日休みを有効活用しておくといいかもしれない

これね。
私も学生時代、そんなに社会人の知り合いがいたというわけではないですが、よく言われましたよ。なかなかの割合で「学生時代に戻れるなら戻りたい」とも。

コメントを見るとそれぞれの思いがあって色々なことが提案されていますが、私としては「平日休みを十分に活用する」です。
逆に自分が働くようになってから、後輩などには必ず言っています。


土日休みの仕事前提にはなってしまうのですが、理由的なことを書いておきます。


当時の私もこの記事を書いた人のように、「そんなこと言われてもなぁ、やりたいことないしなぁ…」なんて思いながら、夜通しでモンスターハンターをやっていました。

で、私の場合、大学院まで進学したので、当時すでに正社員として働き始めた高校時代の友人(以前の記事で紹介した、私がカフェ巡りを好きになるきっかけになった友人)とよく遊んでいました。

彼はシフト制の職業だったため、平日に予定を合わせて遊んでいました。
そして私もカフェ巡りが好きになってからは、1人でも平日に気になったカフェに赴き、満足感を得ていくようになったのですが、今思い返すと「学生だったからできたんだろうなぁ…」と。


さて、大学院卒業後、私は土日休みの仕事に就きました。


元々出不精な私ですが、平日は朝から晩まで働き、土日は引きこもる…なんて生活をしていたらさすがにヤバイなぁ……と思っていたので、自分の中で「土日のどちらかはできる限り出掛けよう」と決めておりました。


しかし、いざ土日に外出してみると………


どこも混んでいる!

学生時代、平日に来たときはスッカスカだったのに!

え、このお店満席で入れない!


と、結構行動を制限されてしまうということも。
というのも、学生時代は「せっかく平日に外出できるんだからわざわざ混雑する土日なんかに出なくていいや…」と土日の外出を極力避けていたため、いわゆる混雑慣れしていなかったんですね。

まぁ、だからといってその度に平日に有給休暇を使って外出するわけにもいかないので、重い脚に鞭打って外出を続けた結果さすがに慣れましたが。
ここだけは平日に行ってゆっくりしたいというときは有給休暇を取りますけども。


土日の混雑に慣れたとはいえ、元々は嫌いなのでやはり学生時代の平日休みがどれだけ有り難いことだったのか、ということを今でも痛感しています。


正直、学生時代にもっと勉強しておけばよかったなぁ…とは思うのですが、当時は「卒業論文に関係するテーマだけはしっかりやればいいやー」くらいの気持ちだったので、結局こういうのって後から気付くんですよね。


それに、授業受けてー、卒論書いてー、バイトしてー、就活してー、資格取得してーとかやっていると学生もなんだかんだ本当の自由時間って世間に思われているよりも少ない気もします。

学生は学生なりに色々と抱えていると思うので、別にその時その時でやりたいと思ったことをやればいいと思います。
私のように夜通しでモンスターハンターをやりたければそれでいいんです(私の学生時代を正当化したいだけ)。

学生のうちに「海外旅行行っておけ!」「留学しておけ!」と言われたからって無理してやる必要もないと思います。まぁ、確かに人生経験は広がるかもしれませんが。

「海外旅行?そんなのに金かけるくらいなら食べたいもの食べまくるわ!」って思うならそうすればいいし、当然「食」に関する経験は広がるでしょう。


ただ、何をするにしても、時間というものは勝手に流れていくので、であれば、将来仕事に費やすことになる「平日」はできる限り有効活用した方がいいのだろうなぁ、というのが私の考えです。

また私の例になりますが、土日にカフェ巡りするのと、平日にカフェ巡りするのとでは待ち時間などの影響で行けるお店に1件分の差が出るかもしれません。


当然この考えを押し付けるつもりはありませんので、自分の気持ちを最優先して充実した学生生活を送れるといいですね。

今回はこんな感じです。

2019年の巨人について語る〜CS・日本シリーズを終えて〜

昨日、日本シリーズが終わりました。
CSでは阪神を圧倒した巨人が、逆にソフトバンクに圧倒される結果になりましたね。そりゃもう完膚なきまでに。

始まる前からソフトバンク有利の論調が多かったのですが、CSの感じを見ていたらそんなに大差ないだろう……なんて思っていました。錯覚でした。
セ・リーグのCSしか見てなかったから…。


ま、とりあえず、良い方の思い出としてCSを見ていて感じたことを記しておきます。

CSは正直DeNAだったら危ないかもなーって思っていたところに、勢いを見せた阪神が勝ち上がってきたので、この時点で「ラッキー」と思っていました。

そしていざ始まってみると………思っていた通りでした。


1、2戦目は巨人が先制して主導権を握ったまま勝利、3戦目は負けたものの、4戦目は終盤に点を重ねて勝利、と正直ここまで差があったのか?と思えるくらい。

もっと3戦目のようなどっちに転ぶか分からない試合が多いかな、と思っていたのですが。

ちなみに3戦目は、4-1で勝っていたのに2番手の桜井が荒れに荒れまくって5回表に5失点で逆転を許し、その裏に岡本のホームランで同点に追いついたものの、9回表に中川が勝ち越されて負けるというもつれた試合でした。


勝因の1つに、阪神の主軸である福留とマルテを眠らせたままだったということがあると思います。

4試合の打率は福留が.167、マルテが.071で、阪神が7点取った3戦目ですら2人は打点0。

一方、巨人の同じ3、4番である丸が.300、岡本が.533。初戦はアベックホームランがあったし、丸は4戦目で勝ち越しとなるセーフティスクイズ、岡本は3、4戦目でもホームランを打つ活躍をしていました。これだけで試合が決まったというわけではありませんが、やはりこの差は大きかったのではないでしょうか。

特に福留はシーズン中の対巨人戦の成績は非常に良かったようなので、もし福留がもう少しでも打っていたらどうなったかは分かりません。
というか、正直投手陣がここまで抑え込むとは思ってもいませんでした。

他にも、勝った試合は先発陣がしっかりと試合を作っていたことも挙げられると思うのですが、これについては手も足も出ないほどに完璧だったというわけではなく、それなりにピンチの場面もあった印象です。
しかし、ダブルプレー等で阪神側が勝手に自滅してくれた部分も大きかったのかな、と。


とまぁ、「点を取れるところでしっかり取って逃げ切った巨人」「点を取れる場面で決めきれずに点差を離されてそのまま負けた阪神という構図のCSだったなぁ、という感想でした。

その意味では、巨人も点を取れるところで取れていなかったら、本当にどっちに転ぶかどうか分からなかったと思います。お互いに自滅し合うというなんだか分からない勝負になっていたかもしれません。

そして、「点を取れるところでしっかり取って逃げ切った巨人」を目の当たりにしたことで、私の脳内には「あれ、この調子なら日本シリーズも余裕じゃね?」という思い込みが発生してしまいました。


さて、日本シリーズですが、んー……もう振り返らなくてもいいですかね。

簡単にだけ書いておきましょうか。

結論として、CSでの構図が逆転しましたね。

「点を取れるところでしっかり取って逃げ切ったソフトバンク「点を取れる場面で決めきれずに点差を離されてそのまま負けた巨人」

これに尽きますね。巨人がミスや四球を出すと一気呵成に仕掛けて得点したソフトバンクと、同じような感じでチャンスを作っても決めきれなかった巨人。ソフトバンクも決してミスがなかったわけではありません。

まぁ、坂本・丸が完璧に抑え込まれ、岡本もほぼ完璧に抑えられてしまった(ホームランは1本打ったけども)ことが一番大きいのですが。主軸が点に絡めないとこうも変わってしまうのだなぁ…。

おそらくソフトバンクバッテリーも亀井を含めた上位4人だけは全力で抑え込みにいっていたのだと思います。


しっかし、いざソフトバンクと相対すると明らかな戦力差を感じてしまいますね。

交流戦のとき、巨人は現在とほぼ同じメンバーなのに対し、ソフトバンクは柳田、今宮、石川あたりが離脱していました。それにも関わらず巨人は1勝2敗でした。
そして今回はその時よりも戦力アップしているソフトバンクを相手にしたことになります。
戦力差だけで簡単に勝敗が決まるわけではないのですが………うん。


また、やはり選手の経験の差が出たのかなー、と。

亀井、坂本、阿部あたりは経験値としては蓄積されていたと思うけど、日本シリーズそのものが2013年以来だし、他の若手は初めての場。いや、個人的にはプロなんだから簡単に「経験の差」を理由にしたくないのだけれど、まぁ、今回は明らかでしたね。
唯一、直近で日本シリーズを2度経験しているはずの丸も結局全然打てませんでしたし。


こうもあっさり負けてしまって盛り上がりも何もない日本シリーズでしたが、若手には非常に良い経験となったのではないでしょうか。そう思うしかありません。来年また相手はどこであれ日本シリーズでリベンジしてほしいものです。


とは言っても、ここ数年は本当につまらないシーズン続きだったので、今年は本当に楽しかったです。シーズン前は「2位になれれば御の字」くらいにしか思っていなかったのが、リーグ優勝した上に日本シリーズまで進出できたのですから。

今年は6月以降首位から陥落しなかったとはいえ、連勝連敗で不安定な時期も多かったので、来年は連敗を最小限にとどめてもう少し勝ちを伸ばして他を圧倒してもらいたいですね。


今回はこんな感じです。

ギルドカード・MR8〜ラージャンとの戦い〜

先日のアップデートでラージャンが追加されましたね。

ということで、戦った感想を書いておきます。

元々過去作でもほとんど戦ってこなかったので、ざっくりと「強い!」というイメージしか持っていなかったのですが、今回戦ってみてやっぱり強かったです。


片手剣で挑んだのですが、動きは早いし、被弾しまくるしでなかなかまとまったダメージを与えることができませんでした。ガンナーの知人とマルチでやったのですが、9割方ダメージを与えてくれていたと思います。
ソロで倒せる自信無いなぁ…というところです。

特に金髪になると厄介で、肉質が硬くなり攻撃が弾かれてしまいます。

尻尾を何度か攻撃すれば解除されるのですが、追いかけて尻尾側に回り込もうとしている間に振り返って攻撃されたり、猫や知人の方に方向転換されたりで、外から見ているとラージャンとキャッキャウフフしているみたいでした。
これは相当練習しないと厳しい……。ガンナーだともう少し楽なのだろうか。


ところで、すでに戦った方はご存知だと思うのですが、ラージャンの前哨戦がキリンは辛い。フリークエストや調査クエストではすでにキリンのクエストは出ていましたが、マスターランクではそれまで戦っていなかったので…。


***


最近はレベルを上げたい地帯のモンスターが出ていれば導きの地へ赴き、出ていなければフリークエストを埋めるという若干作業寄りのプレイになってしまっていますが、如何せん導きの地のレベル上げが頗る面倒臭いんだもの……。


他にも、ガンランススラッシュアックスの練習をしたり、そろそろガンナーにも手を出してみたかったり……と色々な思いはあるのですが、まぁ、発売当初の頃のような熱は下がりつつありますね。
プレイ時間は徐々に減少中です。


12月でしたっけ、さらなる追加モンスターが予定されていますが、せめてそこまでは細々と続けていきたいと思います。きっと。多分。


今回はこんな感じです。

【感想】『やさしいセカイのつくりかた』(全6巻)〜広瀬葵編〜

最近急激に寒くなってきましたね。秋を通り越して早々に冬になってしまいそうです。

さて、最近久々に好きなマンガを読み返して、「あぁ、やっぱりこのマンガは好きだなぁ」と再確認したので、そのことについて書いてみたいと思います。


まず、そのマンガとは?ということですが、タイトルにもあるように、

竹葉久美子やさしいセカイのつくりかた』1〜6巻、アスキー・メディアワークス


です。
すでに完結している作品で、1巻が2011年、最終巻(6巻)が2015年とちょっと前の作品ではあるのですが、今読み返しても全然色あせていません。背表紙は色あせて薄くなっていましたが。


いや、もう本当にこの作品が大好きなんですね。
私の中でマンガTOP3的なものがありまして、そのうちの1つです。

1巻ごとの感想というよりはいくつかの印象的な場面を取り上げながら自分の考えも述べつつ…みたいな流れにしようと思っています。ネタバレたっぷりですが、ご了承ください。


その前に、主要人物紹介と作品概要だけ先に書いておきます。

【主要人物紹介】※一部、私の主観が入っております。

  • 朝永悠

本作品の形式上の主人公。いわゆる天才児(ギフテッド)。19歳。物理学の研究者であったが、アメリカでの研究プロジェクトが資金難で続行困難となり、日本へ帰国。昔の恩師の紹介で女子高の教師として働きながら、自身の研究を再開する道を探っている。

  • 広瀬葵

本作品の実質的な主人公。成績は並みだが、実は朝永と同様に「ギフテッド」であり、それを隠している。昔、母親からそのことを拒絶されたことがトラウマになっており、それを隠して生活していたが、朝永と出会い、徐々に考えが変わっていく。とにかくかわいい。

  • 草壁ハルカ

あることから男性教師に不信感を抱いていたため、朝永に対しても最初は攻撃的であった。しかし、アルバイトがバレて退学の危機になった際、朝永に救ってもらってからは一気に恋心を抱くようになる。とにかく朝永が大好きで純粋な女の子。

  • 遠野冬子

家庭の事情により外泊が多く、男性との付き合いも豊富。トラブルになりかけたところを小野田礼司(朝永の恩師であり、先輩教師)に救われたことをきっかけに、とにかく小野田大好き。積極的。

  • 大川香代

メイド喫茶でバイトし、コミフェスに命を懸ける腐女子。葵、ハルカ、冬子の3人の良き理解者。1話分だけ自身の恋愛話の描写がある。

【作品概要】
アメリカでの研究プロジェクトが続行困難となり、日本に帰国した朝永悠が、かつての恩師である小野田礼司の紹介で広瀬葵や草壁ハルカが在籍する女子高に着任し、彼女たちと一緒に悩みながら成長していく物語。


ざっくりとこんな感じです。
【作品概要】の「彼女たちと一緒に悩みながら成長していく」という一言に6巻分の内容を詰め込みました。


本作品は朝永悠を主人公として、周りの登場人物にも焦点を当てながら彼女たちの成長も描く作品になっており、本当に綺麗に、綺麗に紡がれています。
そういう意味では6巻という長さはちょうどよかったのではないでしょうか。

ところで、【主要人物紹介】で朝永悠を「形式上の主人公」、広瀬葵を「実質的な主人公」と書きましたが、私は本作品の真の主人公は広瀬葵で、彼女の成長物語だと思っています。

おそらくこれは読者が「朝永×葵」と「朝永×ハルカ」のどちらを軸として本作品を読むかによって変わってくると思うのですが、私は初めて読んだ頃からとにかく広瀬葵推しでした。


まぁ、その贔屓目を抜きにしても、本編では葵の心情描写が多いんですね。


物語の序盤で葵が「ギフテッド」であることを朝永が知ってしまうわけですが、葵は朝永にそのことを隠しておいてほしいと懇願しています。

そもそも隠したい理由としては、母親に拒絶されたことが原因なのですが、それに関わる心情として、

体が大きくなるに連れ 解ったことがあった
ひとつは この世界は周囲が作り上げた尺度からはみだすものをとても嫌うこと

もうひとつは 大抵の人間は自分の常識の範囲で起こる事象しか真実だとは認識できないことだ

(2巻、73-74ページ)
※改行やスペースは私の判断で行っています。以降も同じ。

これね、頭では分かっていても、いざ自分の中にある「常識」の範囲外のことに出会ってしまうとどうしても認められなかったり、拒んだりってことはよくあることだと思います。
私も素直に認められる自信はありません。


この後、朝永の元にアメリカでの友人(レオン・バークレイ)が来て、葵はちょっとした皮肉を言われてしまいます。

ただ、それによって葵の閉じ込められていた感情が徐々に顔を出し始めます。

人と違うということが怖くて
必死にみんなと同じモノになろうとした

でも わかってたのにね
そんなことじゃもうこの気持ちは抑えつけられない

いつの頃からか私の中で一匹の獣が生まれて
いつだって「私(カラ)」を喰いやぶろうとしている

(2巻、107-108ページ)

この場面、私の1番好きな場面なのですが、マンガで見るとゾクッとしますよ、本当に。

「いつの頃からか」と言っているので、おそらく前々から「ギフテッド」を打ち明け、そちらの方向へ進みたいという考えは当然あったのだと思います。

しかし、母親から拒絶されていることや友人との関係を考えると踏み出せない気持ちの方が強く、ずっと抑え込んできたのでしょう。

そんな気持ちが行ったり来たりしている中で、自分と同じ「ギフテッド」で、それを隠すことなく生活しており、しかも自分の興味ある分野を研究している朝永と出会えたことで、「ギフテッド」への気持ちが一気に加速した瞬間です。


とは言っても、今までずっと隠してきたこともあるので本当にどうするかは葛藤が続いていくわけですが、そんな葛藤と戦っているかのような一場面があります。


4巻でのことなのですが、冬子が小野田先生の家に押しかけて泊まっているということを知り、葵から冬子へ電話をかけた場面です。

天からクモの糸が垂れてきてるのに それを払いのけるなんて
あたしは絶対に許さないからね!!

このままじゃ冬子が小野田先生の人生を壊しかねないんだよ?
本当に幸せになりたかったら自分ひとりだけじゃダメ

ごめんね
あたしも自分のことで手一杯で何もしてあげられなくて…
あたしたちって本当無力で嫌になるよ
――だけど
お願い あたしのためにも逃げないで

(4巻、66ページ)

実際にそういう意図で書かれたのかは分かりませんが、葵自身の葛藤とも重なっているように見えました。

「クモの糸」とはまさに朝永のこと。それを掴むかどうかを葵自身もまだ迷っている中で、払いのけることは「絶対に許さない」と冬子に言いつつも自分自身にも言っているのでしょう。

最後の「あたしのためにも逃げないで」……。
胸がこう…グッとなりますね。葵に感情移入しすぎでしょうか。
葵と冬子は中学時代からの親友で、だからこそぶつけることのできた言葉でもあるのでしょう。

まぁ、若干八つ当たりっちゃ八つ当たりでもあるので、冬子としても自分への忠告と分かっていながらも腑に落ちない部分もありそうな雰囲気でした。


また、4巻の最後にはちょっとした入れ違いで、「ギフテッド」だということがハルカにバレてしまうのですが、ハルカはむしろ羨ましい、と。

ああ そうだ 本当はずっと待っていた
信じる誰かに許されることを
そのままの自分でいいのだと
私はここにいていいのだと

(5巻、14-16ページ)

ハルカからしたら、「え、そんなこと?」的な受け止め方だったため、言ってしまえば葵の取越苦労みたいな感じになりましたが、いや、しょうがないですよね。

仮に自分が周りと違う性質を持っていたとして、それを何の躊躇もなしには言えないと思います。ましてや、葵は幼少期のトラウマもありますし。

なんか、ここまで広瀬葵のことだけで長々と書き過ぎた(引用多めですが…)ので、最後はざっくりとまとめておきます。


最終的には親も説得し、葵は「ギフテッド」として本当に目指したい世界へ一歩を踏み出していくことになります。

ここも葵の心情描写があるので、6巻から3つほど。

ハルカちゃんだけじゃない
冬子もみんな少しずつ変わっていって
こうして一歩ずつみんな大人になっていくんだろう

私は未だ早過ぎるスタートにとまどったまま
いや 本当はもう自分が欲しいものが何かは知っている

自分さえ偽り続けたこの世界での
たったひとつのほんとうの真実の答え
それはきっと あの子たちを あの人たちを
傷つけてしまうかもしれない

それでも私が垣間見た美しい世界がどこまでも輝いて見えたから

(6巻、30-32ページ)

今 抱えてる不安とか悩み事なんかは
あと何年もしたらつまらないことで
バカみたいだったと笑い話にできるかもしれない

けれど 17歳の私にとってそれは世界を構築してる全てで
その殻の外を望んだ先に重ねた嘘が跳ね返ってくることは理解していた

傷つくのも傷つけるのも今でも怖い

それでももうざわめく声に立ち止まったりしない
私はこの先の世界を選んだのだから

(6巻、129-130ページ)

こうして立ちすくむ両足を奮い立たせ
這い出した繭の外はお世辞にもやさしい世界とは言えないけれど
それでも私は まだ見ぬ荒野へ光を求め続ける

(6巻、157-159ページ)

なんかね、最初からずっと広瀬葵を中心として読んでいたので、ここまで来るともう「あぁ、本当によかった……」の一言しか出ませんでした。今改めて読んでもそう思います。


いやー、書き過ぎた…。
作品の感想というよりは、ただただ全力で広瀬葵の感想になってしまいました。
もちろん他の人物に関しても印象的な場面はあるので、それはまた別の機会に持ち越したいと思います。


今回はここまでにしておきます。

2019年の巨人について語る〜シーズン中に感じたことの話〜

先日はシーズン前のことをつらつらと書いたので、今回はシーズン入ってからのことを書いてみたいなーと。

書きたいことは色々とあるのですが、「優勝した要因」に絞ると私の中では以下の3点が特に上げられるかと思います。


①主軸の安定
②中継ぎ陣の奮闘
③要所での勝利


こんなところでしょうか。1つずつ簡単に。
ちなみに、大雑把な成績や数字は調べていますが、細かい部分については印象という個人の主観に依っていますのでご了承ください。

①主軸の安定

これは主に、坂本、丸、岡本の3人がシーズンを通して試合に出続け、一定の成績を残したことです。今年はとにかくこれが一番の要因だったと思います。

昨年は主軸が坂本と岡本の2人で、坂本は一時離脱をしていました。そうなると警戒は岡本に一点集中となってしまいます。また、それだけ得点力も落ちてしまいます。そんな中で「3割30本100打点」を残した岡本は「すごい!」の一言に尽きるのですが。


そんな岡本も今年はマークが厳しくなり、かなりもがき苦しんでいたように見えましたが、その前を打つ坂本と丸は大きな不調もなく、岡本の不調(坂本・丸と対比する意味で敢えて「不調」と言います。)をカバーしていました。

また、成績もさることながら、私としてはこの3人が143試合出場した(離脱しなかった)ということが何よりだと思います。

この3人が打線に名を連ねている以上、相手からしたら恐怖であり、たとえ一時的な不調だったとしても、たった1打席の結果で好転することもあります。


欲を言えば、ここに開幕スタメンだった吉川尚も入ってほしいところですが、まずは怪我をしっかり治してもらいたいものですね。

②中継ぎ陣の奮闘

長年中継ぎ陣で活躍してきた山口鉄と西村は怪我で昨年引退し、マシソンも病み上がりで合流が遅れてしまっているという中で、次世代の中継ぎの柱となる選手がいない状況でした。

それでもシーズン前は守護神候補のクック以外の補強はしませんでした。このことについて私は、今いる選手たちだけで何とかするという表れなのかなぁ…なんて思っていましたが、前評判はやはり中継ぎ陣の不安が挙げられていましたね。


しかし、蓋を開けてみると思ったよりも何とかなった結果だったのではないでしょうか。

シーズン途中にはトレードで鍵谷、新助っ人でデラロサを獲得しましたが、中継ぎ陣の柱として最終的には中川、大竹、田口あたりがしっかりと回っていたように思えます。

特にシーズン当初では中川が16試合連続無失点、クックが離脱後は守護神として君臨する活躍を見せました。
その中川がちょっと疲れ始めた頃に大竹、田口が活躍をしてカバーするという好循環が生まれていたと思います。この辺の見極めは首脳陣が優れていたのではないでしょうか。

また、途中加入で未知数だったデラロサがピタッと守護神にハマったことも嬉しい誤算だったと思います。


ところで、不安視されていた中継ぎ陣ですが、昨年とちょっとした比較をしてみました。

今シーズンの投手陣の中で借金を作ったのは髙橋優貴2(5勝7敗)、ヤングマン1(3勝4敗)、野上1(1勝2敗)、戸根1(0勝1敗)、鍵谷2(0勝2敗)、宮國2(0勝2敗)、鍬原1(0勝1敗)、クック2(0勝2敗)、アダメス1(0勝1敗)、畠1(0勝1敗)、吉川光1(0勝1敗)で合計15。そのうちリリーフ陣は髙橋、ヤングマン、畠を除いて11ですかね。

昨シーズンはアダメス2(0勝2敗)、上原5(0勝5敗)、鍬原1(1勝2敗)、澤村5(1勝6敗)、髙田1(0勝1敗)、田口6(2勝8敗)、マシソン3(0勝3敗)、吉川光1(6勝7敗)で合計24。そのうちリリーフ陣は鍬原、髙田、田口、吉川光を除いて15でしょうか。

全体的な借金を9減らし、リリーフ陣だけでも借金を4は減らすという結果になりました。
敗戦の内容は抜きにしても、昨年よりは数が減っており十分に奮闘したと言っていいと思います。

これがもし前評判通りリリーフ陣でもっと借金を作っていたらどうだったかは分かりませんね。

③要所での勝利

これは以前の原監督時代の頃から感じていたことですが、「さすがに今日負けるとヤバイな…」という試合で勝つことができたことです。


何試合か挙げたいと思うのですが、まずは開幕2戦目です。

今年の開幕カードは三連覇中の広島が相手で、球場はマツダスタジアム、昨年は7勝17敗1分と大きく負け越しており、さらには開幕戦をエース・菅野で落としているというマイナス要素が重なっている中での試合でした。

私は「この2戦目も負けるとまたしても去年と同じか…」と正直開幕3連敗を覚悟しておりました。

しかし、5-2で勝ちました。
特にポイントとなったのは、4-2と2点差でリードしている8回表の攻撃で坂本が送りバントをした場面でしょう。

結果的にこの回に1点を追加して一気に勝ちを引き寄せました。そして開幕カードを勝ち越しただけではなく、6連勝と開幕ダッシュを果たしました。


次に5月31日〜6月2日の中日との三連戦を取り上げます。

このカードに入る前、5月の成績が9勝12敗1分と負け越しており、交流戦前最後の三連戦でした。できることなら勝ち越して交流戦への勢いを付けたいなーなんて思っていたのですが、初戦は負け。

ちょっと重苦しいムードの中、2戦目も中盤までは4点差で負けておりましたが、6回裏にビヤヌエバの満塁ホームランで同点に追いつき、さらに阿部の400号となる勝ち越しホームランと一発攻勢で試合をひっくり返しました。しかし、9回表に同点に追いつかれてまたしても嫌な雰囲気になりかけましたが、その裏に坂本のサヨナラタイムリーヒットで勝利しました。

主将・坂本のサヨナラ打と阿部の400号を祝う勝利ということで、ここでチームの雰囲気が上向きになったのではないかなーと感じました。

そして、次の日も坂本の2発のホームランで勝利し、このカードの勝ち越しを決めました。

まぁ、坂本しか打っていなかったのはちょっと気になりましたが、個人的にはこの三連戦の勝ち越しがその後の交流戦の成績に繋がったのではないかと思っています。


交流戦、オールスター前までは勝ちを重ねてほぼ独走状態でしたが、オールスター明けは一転して負けが続き、8月4日のDeNA戦終了後には0.5ゲーム差まで縮められてしまうなど首位陥落の危機もありました。今となっては遠い思い出です。


その後は何とか持ちこたえて迎えた9月10日のDeNA戦を取り上げたいと思います。

この日は勝てばマジック9が再点灯するという試合でしたが、9月に入ってからは1勝6敗とまたしてと重苦しい雰囲気で迎えた試合でした。
そんな試合にかかわらず、守護神候補として獲得したクックを来日初先発に抜擢しました。

クックは4回途中1失点での降板でしたが、中継ぎ陣が踏ん張る中で4番岡本の2発のホームランで勝利をおさめることができ、マジック9が再点灯しました。

結果的にこの日をしっかり勝てたことで優勝が一気に近づいたのではないかと思います。


そして、9月21日。またしてもDeNA戦。
向こうの守護神・山﨑を打ち砕いての優勝。

決まった瞬間、ベンチから出てきた原監督の目には涙が浮かんでいました。あれだけ優勝を味わってきた原監督が人目を憚らずに泣くということは、それだけプレッシャーもあり、相当苦しかったシーズンだったんだろうな……と。

テレビで優勝の瞬間を見ましたが、原監督の涙を見て私まで泣いてしまいました。私も何回も優勝や日本一の瞬間を見ていたはずなのに。


と、まぁ、こんな感じです。

おそらくファンの方それぞれで取り上げる試合は異なると思うのですが、私は特にこの3試合が大きなポイントだったんじゃないかなーと。

この③については、あくまで印象ではあるのですが、だからこそ6月に首位に立ってからは一度もその座を明け渡すことがなかったんだと思います。


シーズンに関して主に感じたことは以上の3点です。


明日からいよいよクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージが始まります。
本当にCSって制度はいらないとずっと思っているのですが、まぁ、制度で決まっている以上はここで勝たないと日本シリーズに行けません。
短期決戦はシーズンとはまた違う雰囲気があるので、そういう場をあまり経験していない選手が多い中、どのように試合を進めていくかが楽しみですね。


今回はここまでにしておきます。

ギルドカード・MR7〜復帰組モンスターとの戦い〜

ラスボスのアンイシュワルダを倒しエンディングを見たので、「ひと通りクリアするまでは片手剣のみでやる」という縛りを解除しました。

ということでガンランススラッシュアックスに手を出しております。


さて、導きの地が解放されたことで、これまた新モンスターと戦えるようになりました。

と言っても復帰組です。

今のところ、ジンオウガイャンガルルガティガレックス亜種が出てきたので恒例の感想を。

登場が発表されたときはかなり盛り上がっていた印象です。やっぱり人気なのでしょうか。私はそこまで思い入れはないのですが……。


いやー、復帰したからってはっちゃけ過ぎじゃないですかね?


マスターランクでの追加ということで、過去作品のG級での動きがベースになっているとは思うのですが、こんなにはっちゃけていましたっけ。

2〜3回くらい連続で飛びかかってきたからさすがにもうないだろうって思ったら、背中でプレスしてくる攻撃(技の名前何ていうのだろう…)をしてきて、まともに食らっちゃうし。

電気玉もいっぱい飛ばしてくるからかわしきれないし…。


まぁでも、導きの地でまず初めにおびき出すモンスターなので、戦いを待ち望んでいた方々は早めに出るようにしちゃうことをオススメします。

そして最初は必ず捕獲してください。フリークエストで出るようになりますので。

私はむしろこちらの方が歓喜でした。
まさかワールド系列で出るとは思っていなかったので。

いやー、本当に楽しみで仕方がなかった。
過去作品でギルドクエストというシステムがありましたが、ひたすらイャンガルルガを狩っていました。別に素材が欲しいとかそんなのではなく、もうただただひたすら。悟りを開くんじゃないかってくらい。

ちなみにこのギルドクエストはクリアするとレベルが上がるシステムでしたが、高レベルになるとちょっと足踏みに触れただけで3分の1くらい体力を削られるというなかなかの鬼畜ゲーでもありました。

そんな思い出の詰まったイャンガルルガですが、久々の対戦。





うん……。





一息する暇すらない。


大体のモンスターは突進の後の振り返りなどでそこそこのスキができるので、そこで回復だったり、砥石だったりと態勢を立て直せるのですが、そんな暇がない。

とにかく連続で突進してくるわ、避けたと思ったらサマーソルトやってくるわ、終いには空中から飛び掛かってくるわでジンオウガ以上に復帰を喜んでいる模様でした。

ワールドを始めてからこれまでの中で、私の操作が一番機敏な戦いだったと思います。

これくらい目まぐるしいと操作が大変ですが、何より楽しい。一進一退の攻防とはこのことを言うのだろうか。

これからもどんどん戦いたいと思います。
ちなみにガルルガ装備は微妙でした。

瘴気地帯のレベルが6になると出現するようになるのですが、レベル上げめんどくさかった……。

原種よりも全体的に機敏になり、咆哮攻撃のバリエーションが増えた印象です。そして、咆哮攻撃のバリエーションが増えたのが嬉しいのか、突進や飛びかかりよりも咆哮攻撃が多かったように思えます。そんなに叫んでたら喉枯れちゃうよ?


それはさておき、攻撃パターンの中でも特に前方向にブレスを吐く(あれは一体何を吐いているのか…)攻撃があるのですが、怒り状態のときにこれをもらってしまうとひとたまりもないです。体力増強スキルを付けた上での体力MAX状態だったから耐えたものの、それがなかったとなるとほぼ即死じゃないかな…。


4回も死ぬというまさに死闘を繰り広げた結果無事に捕獲することができ、フリークエストでも出るようになりました。

いや、4回と言ったけど、一緒に彷徨っていた怒り喰らうイビルジョーに1回殺されたから実質3回かな。どのみちフリークエストだと失敗ですね。


***


導きの地で出てくる復帰組はなかなかにはっちゃけていました。

他にも金レイア、銀レウス、傷ガルルガが出るみたいなのでまずは地帯レベルを上げるという作業をしたいと思います。


今回はこんな感じです。