kmpen148のいろいろ

日常生活の雑感を書き出しています。備忘録的役割。

【感想】『いつかの人質』

読了:芦沢央『いつかの人質』角川文庫、2018年。

いつかの人質 (角川文庫)

いつかの人質 (角川文庫)


現在、立て続けに芦沢央氏の作品を読んでいて、こちらで3作品目です。

宮下愛子は幼いころ、ショッピングモールで母親が目を離したわずかなすきに連れ去られる。それは偶発的に起きた事件だったが、両親の元に戻ってきた愛子は失明していた。12年後、彼女は再び何者かによって誘拐される。一体誰が? 何の目的で? 一方、人気漫画家の江間礼遠は突然失踪した妻、優奈の行方を必死に探していた。優奈は12年前に起きた事件の加害者の娘だった。長い歳月を経て再び起きた、「被害者」と「加害者」の事件。偶然か、それとも二度目の誘拐に優奈は関わっているのか。急展開する圧巻のラスト35P! 文庫化に当たり、単行本から改稿されたシーンも。大注目作家のサスペンス・ミステリー。

(内容紹介より引用)

すいません、あらすじを書くのが苦手なので内容紹介をそのまま持ってきました。


「宮下愛子の誘拐」と「江間優奈の失踪」という2つの事件が並行して進み、誘拐の方は主に愛子自身と愛子の父親の視点から、失踪の方は主に江間礼遠の視点から語られています。

もうすでに芦沢央氏の作品を2つ読んでいたので、なんとなーく「あぁ、この展開は最後にひっくり返すためのミスリードなんだろうなぁ」って気持ちで読んでいたので、「急展開する圧巻のラスト」に驚くことはありませんでした。芦沢央氏の作風を全く知らずに読んでいたら「あー、こう来たかー」ってなるのかもしれません。

んー、立て続けに同じ作者の作品を読んでしまったせいか、先を読んでしまっていてあまり作品の中に没入できなかった気がします。とりわけミステリー作品だからというのもあるかもしれません。いや、これは完全に私が悪いのですが。


ところで、個人的に「ほー!」と思った箇所がありました。

刑事の千田武彦という人物の視点で物語が進んでいる際、江間優奈を捜すために聞き取り調査をする場面があるのですが、江間優奈が偽名を使ってホストクラブに出入りしていたという情報を受けた千田はこんなことを思います。

 人は咄嗟には上手く偽名を名乗れない。それは、千田が十五年以上刑事をやってきて持っている実感だった。職業や年齢、出身地についてはさらりと噓をつけても、名前となると一瞬思考が固まってしまうものらしい。それはおそらく、名前というものはアイデンティティの核であるからだろう。名前を訊かれてまず浮かぶのは本名で、それを打ち消してしまえば解答用紙が真っ白になってしまう。そこで次に浮かんでくるのは知り合いの名前や本名のもじりか目についたものからの連想だ。
 だから咄嗟についた偽名には本人の素性をうかがわせるものが存外に多い。たとえば田中氏が中田だと名乗っていたり、母親の旧姓を口にしていたり、親しい友人の名前をそのまま使っていたり、ということだ。

なるほどなー、と。
でも確かに、年齢とか職業は咄嗟に嘘がつけそうだけど、名前は事前に準備しておかないとその場では詰まりそう…。別に自分がそんな状況になることはないと思いますが。
名前って人間にとって一番最初に貰えるプレゼントみたいなもので、その名でずっと呼ばれてきているわけだから、多分どんなものよりも愛着が湧くんだと思います。もちろん自分の名前が嫌で嫌でしょうがないっていう人もいるだろうけど。


なんかいっつも本筋と関係のない何気なーい部分が気になってしまうのですが、なにはともあれ、本作は芦沢氏の作品から一度離れた上で読むといいかもしれません。おそらく良くも悪くも芦沢氏らしい内容なので、連続で芦沢氏の作品を読んでいると先が見えてしまうと思います。


今回はこんな感じです。


2020年の巨人について語る〜ストーブリーグの動向part.1〜

気が早いですが、もう来年へのチーム編成が始まっているということでタイトルの西暦を「2020年」にしました。


さてさて、最近、巨人に関する動きが一気にありましたね。

まずは1つめ。

そして2つめ。

トドメのこれ。


これらの動向について、一巨人ファンとしてちょっとばかしコメントしておこうかなぁ、と。
(見出し以外、敬称は省略させていただきます。)

美馬投手の獲得失敗

先発投手として150イニングを投げられる点を評価し、獲得に参戦していました。
ただ、ファンの間では賛否両論あり、特に「否」の方が多い印象でしたね。まぁ、私が主に見ているのは某ポータルニュースサイトのコメント欄なので話半分に見ていますが。

「否」の意見としては、手術歴が多いことによる怪我再発の懸念、億出すほどの実績か?、人的補償を獲られてまで必要ではない、年齢的に今後の活躍が見込めない、などなど。まぁ、言いたい放題です。

一方、「賛」の意見としては、先発投手は何枚いても困らない、イニング食えるのは助かる、あたりが多かったです。


私としては当然参戦するだろうなぁーと思っていたので、驚きも何もなかったし、何より「経験のある」先発投手候補が増えるのは全然良いことだと思っていました。
確かに過去の実績を見ると圧倒的な成績をおさめた年はないし、怪我も多かったことは不安材料ではありますが、そんなもの蓋を開けてみないと分からないですからね。

獲得ならずだったので、今後は助っ人、トレードも含めての補強、そして若手の成長で補うしかないですね。

鈴木選手の獲得失敗

内野のユーティリティプレイヤーかつリーダーシップのある選手ということで、喉から手が出るほど獲得したかった選手だと思います。

長年セカンドのレギュラー不在に悩まされている巨人ですが、今年はやっと吉川尚でハマるか?という雰囲気だったのに開幕早々怪我で離脱……そして戻ってくることはありませんでした。代わりに出ていた山本や若林も「レギュラー」と言えるほどの活躍は続かず、結局今年もその悩みが解消されませんでした。

ということで、鈴木を獲得できれば(もちろん表向きは競争とはいえ)セカンドレギュラーほぼ確定だったと思います。
また、そこが固定できれば吉川尚を外野で起用しつつ最終的にはショートに回し、坂本をサードに回すことで負担軽減を図れたかもしれません。

いやー、鈴木を獲得できなかったのはなかなかの痛手だったと思いますが、吉川尚の復帰、そして山本や若林の成長に期待するしかありませんね。まぁ、助っ人で穴埋めするかもしれませんが。

山口俊投手の大リーグ挑戦

やはりこれが一番の衝撃でしたかね。
山口がもともとメジャー志向だったことはこの情報を知って思い出しましたが、まさか複数年契約中に表明するとは思っていませんでした。今シーズン中、それを匂わすような事前情報も一切なかったですし。

ただ、FAで巨人に来て色々ありましたが、今年はキャリアハイの成績を収め、投手三冠王に輝きました。また、年齢的にも今がラストチャンスということでしょう。

それよりも、いわゆるポスティングを容認した巨人に衝撃を覚えました。過去、巨人からメジャーに挑戦した選手は何人かいますが、全員海外FA権を行使しての移籍で、そもそもポスティングを認めない球団でしたので。

今後は個々に対応していくとのことなので、これからもポスティングが容認される選手が出てくるのかなー、と思いますが、まぁ、時代に合わせて球団の体質的なものが変わったということなのですかね。良いことではあると思います。


しっかしなー、西武の秋山やDeNA筒香など日本を代表するような選手がみんなメジャーに行っちゃうのはなぁ……という個人的な葛藤はあります。日本に残って、日本のプロ野球を盛り上げてほしい…と思わなくもないのです。
とは言っても、どんな決断であろうと選手の決断は応援しています。


***


現状ではFA選手の獲得失敗、そして山口のメジャー移籍と戦力ダウンの状態ですが、はてさてどうやって補強していきますかね。
とりあえず、新外国人は4人に上方修正したようです。

そのうち1人はすでに調査しているとの情報も。

岡本の後を打つ5番候補という感じですかね。
しかし、メジャーリーグで活躍しているということで、果たして日本に来てくれるのでしょうか。

他には中継ぎ兼守護神候補として1人、先発候補1人、外野手1人を予想しています。
なお、中継ぎ兼守護神候補で期待値の高い選手が獲得できれば、デラロサが先発に回るかもしれません(来年はデラロサを先発に回すというプランが元々ある)。

今後の動向が楽しみです。


今回はここまでにしておきます。



【感想】『罪の余白』

読了:芦沢央『罪の余白』角川文庫、2015年。

罪の余白 (角川文庫)

罪の余白 (角川文庫)

先日に引き続き、芦沢央氏の作品を読みました。こちらがデビュー作のようです。

私は特に小説を購入する際、大抵はタイトルを見て買うことにしているので作者のデビュー作だとか◯◯賞を獲った作品だとかを気にせずに購入しています。それで「あ、この作者の別の作品も読んでみたい」と思えば作者の名前で購入するようになりますし、そうでなければそれっきりなんてこともあります。さらにその中から今でも読み続けている作者もいれば、一時的に何作品かを読んでそれっきりになってしまう作者もいます。おっと、この辺の話は別の機会に。


本作品では主な登場人物は5人で、それぞれの視点で順番に物語が進んでいきます。

その中の1人である安藤加奈は、これまた主要人物の2人である木場咲、新海真帆に虐められており、ある日教室のベランダから転落死してしまう。世間的には自殺ということになり、父親である安藤聡も失意の底にあったが、ある時木場咲が自分たちが虐めていたという証拠がないか確認するために安藤聡の元を訪ねると、パソコンの中には虐められていたことが綴られている日記が……そこから物語は動き出します。


読んでいる間も、読後も「あぁ…救いがないなぁ…」という感じでした。

特に安藤聡は、加奈が生まれて少し経つと妻に先立たれ、さらには娘まで亡くしてしまうという……。想像したくはないけど、私も「父親」という立場では聡と同じなのでどうしても頭を掠めてしまいました。
なんかもう最初の頃はずっと胸を握りつぶされているかのような気持ちで読んでいました。

しかし、木場咲もなかなかに救いのない人間に思えました。
彼女は容姿端麗で、自分自身もそれを分かっているため芸能界を目指しているのですが、ざっくり言うと自分の立場を守るために必死、という感じですかね。直接手を下していないとはいえ、加奈を虐めていた事実が明るみになると芸能界に入ることは無理、入れたとしても一生言われ続ける黒歴史になってしまうと考えており、逆に言うと、加奈の死はその程度の認識です。

さらに、咲は安藤聡が虐めていた2人に対して復讐するために仕掛けた罠を利用して新海真帆を犠牲にしようとしましたが、これも自分が助かるための行動です。

「おまえは……こいつも切り捨てることにしたんだな」

その行動を知った際に聡が発した言葉です。どのような経緯だったかはぜひ読んでいただきたいのですが、私にはこの一言が非常に辛く、そして重い言葉でした。

さらに、その咲と一緒に行動していた新海真帆も、彼女も彼女で結局救われなかったなぁ……と。

高校で明るい世界を見せてくれた咲の信者的な立ち位置だったが故に、同じく咲と仲良くしていた加奈が気に食わなかったようです。まぁ、こういう三角関係はよくあることだとは思います。だからと言って虐めに走ることは絶対にあってはならないことですが、その点は小説なのでとりあえず置いておきます。そのようにとにかく一にも二にも咲!なのですが、結局最後にはその咲からも切り捨てられそうになりました。


ところで、本筋とは全然関係ないのですが、大学・大学院と研究していたこともあり、やはり「教育論」的な部分に目が行ってしまいまして、本作でもちょっと気になった部分がありました。

 真帆は学校を休むのを嫌がったが、だからと言って学校が好きだったわけではない。むしろ本当は嫌いだった。常に空気を読み続けなければならない空間も、グループに属さなければならず、さらにその中でも一人が席を外すとみんなでその子の悪口を言い合うような人間関係も。
 それでも休もうとしなかったのは、一種の強迫観念からだ。
 自分が休んでいる間に何か重大な出来事が起こるのではないか。それに取り残されたら、その後ずっとその話に乗り遅れ、挽回することはできないのではないか。そうした根拠のない不安が、真帆を学校へと向かわせる。

「学校を休むこと」って子供にとってはある意味イベントみたいなものですよね。きっと真帆とは同じような考えの子って結構いるんじゃないかなーと思います。逆に、休むことでちょっとした特別感を味わってワクワクする子もいると思います。

真帆の場合は自分で「強迫観念」と言っているように、自分が学校を休んでいる間に咲が他の子と仲良くしたらどうしようとか、重要な出来事があってそれに乗り遅れたらどうしようとか、悪口言われていたらどうしよう…みたいな不安があるから休みたくないようです。
まぁ、でも、この後にも書かれていますが、実際にはそんなに重要なことって起きないんですよね。

こういう「学校を休むこと」への意識と所謂「スクールカースト」との関係性については興味があります。どなたか分析されていたりするのでしょうか。


個人的には救いがないとしか思えない展開でしたが、物語の世界には引き込まれるし、それぞれの心情も生々しく伝わってきて読み応えのある作品でした。

今回はこんな感じです。

ギルドカード・MR11〜ライトボウガン用装備〜

オタカラ情報がなかなか出なくて挫けそうです。


さてさて、前回はガンランス用の装備紹介でしたので今回はライトボウガン用の装備紹介をしたいと思います。


ライトボウガンですが、実はアイスボーンになってから、しかも最近になってやっと使い始めた武器です。
元々、ワールドの頃から面白そうだなぁ、とは思っていたのですが、装備構成考えるのが面倒臭くて後回しにしていたらいつの間にかワールドをやらなくなり、そしてアイスボーンが始まってしまった…という感じでした。

さらに実は、モンスターハンターというゲームをやり始めたときはライトボウガンを使っていたんです。以前、アイスボーン発売前に私のモンスターハンター歴を書いた記事にもちょろっと触れましたが。


そんなこんなでいざ使ってみると、思っていたとおり楽しいですね。


装備は2パターン作ってみました。
1つは徹甲榴弾をメインで戦う用の装備、もう1つは通常弾や貫通弾などをメインで戦う用の装備です。


では、早速。

徹甲榴弾専用装備

徹甲榴弾がとにかく強い!と聞いていたので、徹甲榴弾Lv2を速射できるイャンガルルガライトボウガン(黒羽の弩Ⅱ)を採用し、徹甲榴弾を活かす組み合わせにしました。


ゾラ・マグダラオスの防具を頭・腕・脚の3箇所に取り入れて「砲術」の上限を解放し、徹甲榴弾の火力底上げを図っています。

また、スタン値を上乗せするために「KO術」も装飾品でMAXまで上げています。


他には、やはり「装填拡張」は欲しいので護石で2まで上げ、防具か装飾品で1上げると考えていたのですが、装飾品だと他のスキルとの兼ね合いでどうもうまくいかなかったので、胸防具で1上げることにしました。

必須スキルはこの3つかなーというところですかね。


そしてあとは好みだと思うのですが、私は火力の底上げのために「攻撃」も可能な限り積んでおきました。そのせいで2穴や3穴スロットにまで「攻撃」の装飾品を突っ込むという若干勿体ない使い方をしてしまっています。


ですので、腰防具を入れ替えて好きなスキルを組み込むことができる幅はあると思います。


汎用装備

こちらはもう「砲術」だとか「KO術」だとかを気にする必要がないので、とにかく火力底上げをテーマに作ってみました。


とりあえず「装填拡張」だけは必須として、「見切り」をメインに考えてみました。

そのため「超会心」、そして「弱点特効」を付けてさらなる火力アップを図っています。


ちなみに、「超会心」の装飾品を1つしか持っていなかったので、組み合わせには結構苦労しました…。
「超会心」の装飾品が3つあればまた違う組み合わせも可能かもしれませんが、現状はこれでいいかなーと。
一応、ほとんどが初期防御力の高い防具でもありますし。


***


以上の2パターンなのですが、結局1つ目ばかり使っています。


もうね、徹甲榴弾が強すぎる……。
基本は、徹甲榴弾→スタン→徹甲榴弾→スタン→調合素材を取りにキャンプへ→徹甲榴弾→スタン→……みたいな繰り返しです。

で、合間合間で気分転換に斬裂弾や貫通弾を撃ち込んで、そしてまた徹甲榴弾に戻る、というなんかもう戦略もへったくれもない。

多少時間はかかってしまうけど、一番の安全策なのかもしれません。


ただ、2つ目は「属性解放」を「匠」と入れ替えれば、近接武器系でも十分に応用がきく組み合わせな気もします。これはこれで残しておこうかと。


これまで片手剣、ガンランス、そしてライトボウガンと装備紹介をしてきました。

一応選択できる装備がほぼ出切った状態(厳密に言うとまだネルギガンテが出ていませんが…)での組み合わせとなっているので、装備紹介の記事はひとまずこれで終わりですかね。


今回はこんな感じです。

ギルドカード・MR10〜ガンランス用装備〜

最近はトロフィー獲得のためにひたすら猫のオタカラ探しを回しています。

さて、このアイスボーン関連の記事もとうとう10個目となりました(パチパチ〜

そのほとんどがモンスターの感想、残りは装備紹介というありきたりな内容ですが、まぁ、もし万が一、私の記事が誰かに読まれて、その誰かがモンスターハンターに興味を持ち、モンスターハンターの世界に足を踏み入れてくださればもうそれはそれは願ったり叶ったりです。


そんなこんなでここからはまたしても装備紹介の記事になるのですが、今までは片手剣だけでしたので、今回はガンランスを使用する際の装備を紹介したいと思います。


ガンランスは第2武器として使用しておりまして、ワールドからの実績を見ても2番目に使用頻度の高い武器です。


近接攻撃、砲撃、そしてガードとバラエティに富んだ武器だと思うのですが、デメリットは動きが遅いことですかね。

ガンランスを第2武器として使用し始めたのは3Gか4あたりからだったと思うのですが、それまで片手剣の動きに慣れすぎてしまっていたため、ガンランスの動きに適応するまで結構な時間を要しました。
しかし、使い慣れると楽しい武器です。


ガンランス使用時の装備ですが、やはりここでも私としては外せないスキルがあります。
それが次の3つです。

①匠 or 業物
②砲術
③ガード性能

この3つを付けたい理由ですが、まずは①に関して。
これは斬れ味に関する部分ですね。

突き攻撃、そして砲術攻撃と意外と手数が多く、特に砲術攻撃は突き攻撃よりも斬れ味消費が多いので、「匠」でそもそもの斬れ味を伸ばしておくか、「業物」で斬れ味の消費を抑えるかのどちらかです。

以前の片手剣装備の紹介のときも触れましたが、ワールド系列では「匠」が付けやすくなっているのでこちらを優先しています。


②はガンランスの特徴を活かすためには必須スキルかな、と。

砲術攻撃の火力底上げです。

武器の特徴や個人の好みによって若干戦い方が変わるとは思いますが、ガンランスの魅力はやはり砲術攻撃だと思います。何と言っても固定ダメージというのが魅力的。

それを少しでも上乗せするためには「砲術」スキルは欠かせないと思っています。


③もやはりガンランス(もしくはランス)ならではの特徴で、それを最大限に活かすためには欠かせないスキルだと思います。

元々のガード性能が高いので片手剣よりも反動は少ないですが、それでも威力の高い攻撃を受けたときはそれなりの反動を受けてスキができてしまいます。

しかし、「ガード性能」を付けることでその反動が軽減され、スキも小さくなるので次の行動にも移りやすくなります。

まぁ、たまにガードできない攻撃もあるので、それはまた別のスキルが必要になりますが。

こんなところですかね。

ということで装備の紹介です。

メイン装備

「匠」は護石3、脚防具1+匠珠1でMAX、「ガード性能」は胸防具2+鉄壁珠Ⅱ2+鉄壁珠1でMAXという組み合わせです。

「砲術」に関しては、ゾラ・マグダラオスの防具を3箇所使うことで上限が解放され、最大で5まで上げることができます。
防具本体には「砲術」が付いているものを使っておらず、砲術珠Ⅱを2つ、砲術珠を1つで5まで上げてみました。最低限の個数は出ていたので助かりました…。


これでとりあえず①〜③のスキルは全て網羅し、他は定番の「体力増強」「早食い」あたりを付けておりますが、この辺は好みだと思います。


「体力増強」が不要の場合、腕の砲術珠Ⅱを頭の4穴スロットに回すことで、好みのスキルが付いた防具を組み入れることもできるかなー、と。

また、この装備を作る前まではウラガンキンの防具を2つ組み込むことで自動的に「ガード強化」が発動させていたのですが、今回は「砲術」の上限解放を優先したので、スロットで付けています。

属性解放装備

属性解放用の装備って作ってみたくなりませんか?

ということで使用頻度はほとんどありませんが、せっかくなので作ってみました。

肝心の「属性解放」は頭防具2+解放珠1で付けています。

その他は「砲術」の上限を解放するために、メイン装備の組み合わせから腕をゾラ防具にして、それ以外はほとんど同じです。

また、スロット数の関係で「ガード強化」を諦め、「体力増強」をMAXまで伸ばすことを優先しましたが、腰の3穴スロットに体力珠を入れているので「ガード強化」の珠と入れ替えが可能です。

これはもう好みですかね、私も正直どっちでもいい気がします。

***

属性解放用の方は半ばお遊びみたいな感じで作ったのでどうでもいいのですが、メインの方は一応希望通りのスキルが付いているかなー、と思います。


さて、ここからは余談です。

装備構成を考えているときに毎回思うことではありますが、特に後半以降は装飾品の揃い具合によって構成が大幅に変わりますよね。

装飾品が足りない場合は防具本体にそのスキルが付いているものを選ばないといけないので、どうしても初期防御力が低い防具を選ばざるを得ないということも。
そしてお目当ての装飾品を出すためにクエストを周回する………。

まぁ、これもモンスターハンターの楽しみではあるのですが。

次はライトボウガンの装備も取り上げたいと思っています。


今回はここまでにしておきます。

【感想】『悪いものが、来ませんように』

読了:芦沢央『悪いものが、来ませんように』角川文庫、2016年。

悪いものが、来ませんように (角川文庫)

悪いものが、来ませんように (角川文庫)


ジャンルはミステリーなのでネタバレは極力少なめにして書いたつもりです。


さて、読み終わってまず感じたのは、「交わらなかったそれぞれの思い」でした。


物語は柏木奈津子、庵原紗英の2人をメインとして、合間合間にその2人と関係のあった人物のインタビューみたいなものが入るという形式で進んでいきます。
こういう形式は初めて読んだかもしれません。

なぜインタビューが入るかというと、ある事件の犯人に対しての証言という意味合いなのですが、こう書いてしまうとその事件の犯人はその2人のどちらかってことが分かってしまいますね。
いや、被害者側かもしれませんよ?


それはさておき、物語当初から人物の関係性に違和感を覚えていたのですが、それが徐々に明らかになっていくと、「あぁ、それぞれの思いが交わらなかったんだなぁ……」と。

以前の記事でも取り上げた、「教育虐待」に近くて、奈津子と奈津子の母親の関係なんてのはまさにそれなんじゃないのかな。


奈津子の母親は奈津子に対して、しっかり躾をしてきた、可愛いからこそ自分の人生を犠牲にしてきた、いい関係だったと語る場面があるのですが、一方で奈津子は、

私はずっと、母みたいにだけはならないって決めていたんですから。

 母はいつも突然怒り出すので、何が引き金になってしまうのかわかりませんでした。だからいつも、母の顔色をうかがって、お母ちゃんに嫌われないようにって、結局のところそればかり考えて生きてきたんです。

と、結局のところ母親を反面教師として生きてきたようで、こういうすれ違いって現実世界でも往々にしてあるのかなぁ……と思ってしまいました。


なんかちょっと物語の本筋とは逸れた部分が気になってしまったのですが、これ以外にも登場人物それぞれに「思い」があって、一見通じているかのように見えて、実は微妙にズレていた……なんて部分があります。

私としてはそこが一番印象に残ったので、冒頭にも示した通り、「交わらなかったそれぞれの思い」と表現しました。


正直、晴れやかな気持ちで終わらない物語でしたが、展開等含めて非常に作り込まれた作品だったと思います。


今回、作者の芦沢央氏の作品はこれが初めてだったのですが、早速別の作品を購入しました。楽しみです。


今回はこんな感じです。

10月ももう終わりますね

気付けばもう10月も終わり、年が明けるまであと2ヶ月なんですね。

この10月、何か印象的な出来事ありましか?って聞かれると、いや、本当に思い浮かぶものもなくて、ただただ平凡に過ぎていったなぁー、という感じです。自分自身のことに関しては。


一方、子供に目を向けてみますと、先月半ばくらいからつかまり立ちができるようになったのですが、それがよりしっかりしてきた上に、もはや伝え歩きまでできるようになった模様。

本人もそれが楽しいのか、スキあらばつかまり立ち、スキあらば伝え歩きを繰り返しているのですが、よくつかまり損ねて顎をぶつけて泣いてしまうこともあります。

また、寝かせてオムツを替えようとすると寝返りとの戦いがあるから、立ったままオムツを替えようとしたらちょうどウ◯チをしたタイミングだったみたいで、ポロって床に落ちてきたこともありました。


そんな我が子ですが、我が家に生まれてきてからそろそろ9ヶ月が経とうとしているのですが、1ヶ月単位でできることがどんどん増えていって、日々この時期の子供の成長の速さを感じています。

ただ、一方で、同じ9ヶ月の間に自分は何か成長したか?って考えると「……」なわけですね。


うーむ。


いつもモンハンだとか、巨人のことだとか趣味全開なことを書いてばっかなので、たまにはどーでもいいとりとめのないことを書いてみようかな、と思って書いてみました。


将来見返したときに、あぁ、この時期はこんなこと思ってたんだなぁー、と確認できるために。

すいません、今回はこんなくだらない内容です。