kmpen148のいろいろ

日常生活の雑感を書き出しています。備忘録的役割。

Amazon読み放題の利用状況を書いてみる

上の記事を書いたとき、Amazon読み放題が3ヶ月で199円という破格のキャンペーンをやっていたので加入してみてから約1ヶ月半経ちました。とりあえず使い方としては、気になった本はダウンロードしてちょっとばかり読んでみて、そのまま読んでみたいなーって思…

【感想】『ファクトフルネス 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』

読了:ハンス・ロスリングほか/上杉周作ほか訳『ファクトフルネス 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』日経BP社、2019年。 私が読んでいるブログやウェブ記事で一時期、結構な確率で取り上げられていた本書、やっと読みました。い…

【読了】『デジタル・ミニマリスト 本当に大切なことに集中する』

読了:カル・ニューポート/池田真紀子訳『デジタル・ミニマリスト 本当に大切なことに集中する』早川書房、2019年。 読み終わってから多少日が経ってしまったのでもういいかなーなんて思っていたのですが、もしかすると今の状況に結構必要なことなのかも…?…

こうして積読が増えていくのでしょう

先日勢いに任せてヨドバシさんでChromebookを注文しました。注文時に「お取り寄せ」状態だったのですが、それでもいつも2〜3日程度で発送してくれるので、今回もその程度だろうと思っていたんですよね、だけど、完全に見誤りました。もうそろそろ1週間経ちま…

【感想】『きみは赤ちゃん』

読了:川上未映子『きみは赤ちゃん』文春文庫、2017年。 大学以来に川上未映子氏の本を読みました。本書は川上氏の妊娠〜1歳までの育児の期間に体験したこと、そして感じたこと、考えたことが綴られているエッセイです。 正直なところ、川上氏については小説…

【感想】『幸福な食卓』

読了:瀬尾まいこ『幸福な食卓』講談社文庫、2007年。 2009年に一度読んでいるのですが、瀬尾まいこ氏の作品の中でも印象に残っている作品の1つで、久々に読み返してみました。 瀬尾氏の作品では特に「家族」について描かれていることが多く、だけど、単に「…

【感想】『しずかな日々』

読了:椰月美智子『しずかな日々』講談社文庫、2010年。 季節外れの、夏休みが舞台の小説を読みました。 客観的に見ると「主人公のある夏休みの思い出」という程度の話なのですが、主人公の枝田光輝(えだみつき)からすると、それはもう変化の多い、人生の…

【感想】『三途の川で落しもの』

読了:西條奈加『三途の川で落しもの』幻冬舎文庫、2016年。 久し振りに小説を読みました。 「三途の川」というと、「「あの世」へ行くために渡る川」くらいのイメージしかなく、同様に「賽の河原」なんかも子供が石を積んでいて鬼がそれを壊してやり直させ…

【感想】『教養としての「世界史」の読み方』

読了:本村凌二『教養としての「世界史」の読み方」PHP研究所、2016年。 ローマ史研究家が、敢えてそれ以外の時代や地域も含めて教養としての「世界史」を記した書籍です。 「敢えて」がポイントで、著者の動機として、歴史家が書く「世界史」は専門的過ぎて…

今読んでいる電子書籍のことをまとめてみる

もう1月も終わってしまうのですね。ついこの前年末で、ついこの前年が明けたと思っていたのですが、気付いたら1月が終わってしまうという……早いものです。 さて、つい最近4つ目の電子書籍サービスとして、とうとう「Kindle」にまで手を出してしまいました。…

電子書籍サービスは3つほど使っています

前々から電子書籍について書きたいなーなんて思ってはいたのですが、他のことを書いていたら結局後回しになっていました。 このブログでも何度か読んだ本の感想を記事にしていますが、読書は趣味の1つでもあるので、以前から電子書籍(というか書籍全般)に…

【感想】『名画という迷宮』

読了:木村泰司『名画という迷宮』PHP新書、2019年。 趣味の1つに西洋絵画鑑賞があるのですが、ここ最近はほとんど行けていなくて、記憶にある限りでは、一昨年開催された「フェルメール展」が最後でしょうか。ちなみに、この展示会はフェルメールの絵画が6…

2019年書籍リスト

もう2019年も終わってしまいますね。 以前、mixiやブログをやっていた頃、年末にはその年に読んだ書籍リストを記事にしていました。せっかくこうしてブログを再開しましたので、今年も書籍リストを書いておきたいと思います。 では、早速。 2019年書籍リスト…

【感想】『学び続ける力』

読了:池上彰『学び続ける力』講談社現代新書、2013年。 数年前の本ですが、なんとなく池上彰氏の本が読んでみたくなって読みました。別に取り立てて池上氏を支持しているとかってわけではないんですけどね。でも、一時期、どこを見ても池上氏が出てるんじゃ…

【感想】『SNS変遷史 「いいね!」でつながる社会のゆくえ』

読了:天野彬『SNS変遷史 「いいね!」でつながる社会のゆくえ』イースト新書、2019年。 「2004年のmixiからInstagram、TikTokまで、たった15年!」。15年って長いのか短いのかよく分からないけれど、mixiの登場以降、本当に色んなSNSが誕生したんだなー…

【感想】『いまさら翼といわれても』

読了:米澤穂信『いまさら翼といわれても』角川文庫、2019年。 古典部シリーズの最新刊で、今年文庫化されました。早々に購入はしていたのですが、読み始めるタイミングを逃してこの時期になってしまいました。 私はこの古典部シリーズが大好きなのですが、…

【感想】『温室デイズ』

読了:瀬尾まいこ『温室デイズ』角川文庫、2009年(電子書籍:Doly)。温室デイズ (角川文庫)作者: 瀬尾まいこ出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2009/06/25メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブログ (29件)…

【感想】『いつかの人質』

読了:芦沢央『いつかの人質』角川文庫、2018年。いつかの人質 (角川文庫)作者: 芦沢央出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2018/02/24メディア: 文庫この商品を含むブログを見る 現在、立て続けに芦沢央氏の作品を読んでいて、こちらで3作品目です。 宮下愛子…

【感想】『罪の余白』

読了:芦沢央『罪の余白』角川文庫、2015年。罪の余白 (角川文庫)作者: 芦沢央出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店発売日: 2015/04/25メディア: 文庫この商品を含むブログ (5件) を見る先日に引き続き、芦沢央氏の作品を読みました。こちらがデビュー作のよ…

【感想】『悪いものが、来ませんように』

読了:芦沢央『悪いものが、来ませんように』角川文庫、2016年。悪いものが、来ませんように (角川文庫)作者: 芦沢央出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店発売日: 2016/08/25メディア: 文庫この商品を含むブログを見る ジャンルはミステリーなのでネタバレは…

【感想】『教育格差―階層・地域・学歴』

読了:松岡亮二『教育格差―階層・地域・学歴』ちくま新書、2019年。教育格差 (ちくま新書)作者: 松岡亮二出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2019/07/05メディア: 新書この商品を含むブログを見る 世の中には様々な「教育論」がありますよね。自主性を引き出…

【感想】『やさしいセカイのつくりかた』(全6巻)〜広瀬葵編〜

最近急激に寒くなってきましたね。秋を通り越して早々に冬になってしまいそうです。さて、最近久々に好きなマンガを読み返して、「あぁ、やっぱりこのマンガは好きだなぁ」と再確認したので、そのことについて書いてみたいと思います。 まず、そのマンガとは…

【感想】『学校へ行けなかった私が「あの花」「ここさけ」を書くまで』

読了:岡田麿里『学校へ行けなかった私が「あの花」「ここさけ」を書くまで』文藝春秋、2017年。学校へ行けなかった私が「あの花」「ここさけ」を書くまで作者: 岡田麿里出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2017/04/12メディア: 単行本この商品を含むブログ (…

【感想】『ルポ 教育虐待 毒親と追いつめられる子どもたち』

読了:おおたとしまさ『ルポ 教育虐待 毒親と追いつめられる子どもたち』ディスカヴァー携書、2019年。ルポ教育虐待 毒親と追いつめられる?どもたち (ディスカヴァー携書)作者: おおたとしまさ出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン発売日: 201…

価格自由という「実験」に期待を込めて

先日、『実験思考』という本を読みました。 https://www.yodobashi.com/product/100000086600856742/ この本の特徴は、販売方法。 紙の方は原価のみの値段で販売し、電子の方は無料ダウンロードで、読んだあとに読者が自由にお金を払うというもの(以下サイ…