kmpen148のいろいろ

日常生活の雑感を書き出しています。備忘録的役割。

「できること」は多い方がいいと思う

つい先日、こんな記事を読みました。

個人的には、声優がバラエティ番組などに出演するのは今に始まったことではないと思っていますが、声優界でもトップクラスの人気を誇る宮野さんと梶さんが出演していたので、目立ってしまったのでしょう。


私自身、大学生後半~大学院生の時期にアニメにハマっていたと同時に、声優にもハマっていました。この頃からすでに「声優が「表舞台」に出てくるのはどうなのか」的な論争があったと思っています。

先に結論ですが、賛成か反対かで言えば「賛成」です。厳密には、「ご自由にどうぞ」的な意味合いが強いのですが。

当時、私も同じ趣味を持った友人と同じようなことを話していましたし、ちょうど「けいおん!」や「アイドルマスター」「ラブライブ」など、声優が担当キャラクターに扮してライブやイベントを開催するということも多かったので、このことについてはいちファンとしてちょっとばかし考えを巡らせていました。


この問題を考える上で、個人的に重要だと思っている視点は2つあると思っています。

(1)「できること」は増やしておいた方がいい

(2)ただし、「声優」である以上、評価されるのは本業の部分であるはず


順番に説明していきます。

(1)「できること」は増やしておいた方がいい

これは声優に限らないことだとは思うのですが、やっぱり色々とできた方が仕事の幅は広がるのではないでしょうか。

もちろん声優の仕事一本で勝負できるのであればそれに越したことはないと思います。

しかし、俳優でもそれこそ声優の仕事をしていますし、ニュース番組に出ているアイドルもいますし、ボクシングをしている芸人だっているわけです。

それなら別に声優がバラエティ番組に出演しようが、歌を歌おう(プロ野球選手だってCDを出しているんだから!笑)が何も問題ないと思います。

そこで自分自身の新たな可能性が開かれるのであれば、今後の活動の幅も広がりますし、収入面に関してもプラスになるのではないでしょうか。

万が一、「声優」の道を諦めたとしても、他にできることが多ければ多いほど別の道への一歩も踏み出しやすい気がするんですけどね。


(2)ただし、「声優」である以上、評価されるのは本業の部分であるはず

(1)の理由から、私としては声優が幅広い活動をすることは全然ありだと思っています。

ただ、やはり「声優」を本業として活動しているのであれば、私はその声優の「声」や「声の演技」が評価の軸であるべきだとも考えています。

(おこがましいかもしれませんが)私もそういう視点で声優を見ています(聞いています?)。

歌が上手かったり、トークが面白かったりというのはあくまで付属的要素に過ぎず、その声優の「声」をアニメのキャラクターを通して聞いたときに、「あぁ、演技上手いなぁ」とか「惹かれるなぁ」とかで好きになるかどうかが決まっているような気がします。


したがって、「トークは下手だけど、声優としての演技は上手いよね」という評価が社会的に広まっているのであれば、それは「声優」としての実力が伴っているということではないでしょうか。

逆に、「トークは上手いけど、声優としての演技は下手だよね」という評価が多いのであれば、やはりそれは実力不足なのであって、本業である「声優」の部分を磨かないといけないと思います。

まぁ、これも結局(1)で例に出した他の職業の方にも当てはまるとは思うのですが、「トークは面白いけど、演技は下手だよね」という評価が多い俳優はやっぱり実力不足なのだろうと思います。


この2点ですかね。どうでしょうか。


ところで、上の記事で1点ものすごく引っ掛かる部分がありました。

声優が出演した際、担当しているキャラクターのセリフを言ってもらうという“お決まり”に辟易している人もいた。


いや、私としては「ちょっと何言ってるか分かんない」んですけど、これって、例えばですけど、ある特技で有名な人がゲストで出演していて、その特技を披露してもらった時に共演者が「すげー!」ってなるのと同じじゃないんですかね。違いますか?違っていたらすいません。

はい、戯言だと思って聞き流してください。


と、ここまで書いていて、「あれ?なんか同じようなこと書いたことなかったっけ?」と思って、昔のブログを確認していたら、まさに同じようなこと書いていました。


ちなみに、7年前の記事ですが、当時と考え方は大して変わっていなかったようです。


一時期、割と熱心にハマっていたということもあり、結構色々と書いてしまいました。他にも思うところはあるのですが、今回はこの辺にしておきましょう。

私の好きな声優は、沢城みゆきさんです。以上。