気が早いですが、もう来年へのチーム編成が始まっているということでタイトルの西暦を「2020年」にしました。
さてさて、最近、巨人に関する動きが一気にありましたね。
まずは1つめ。
そして2つめ。
トドメのこれ。
これらの動向について、一巨人ファンとしてちょっとばかしコメントしておこうかなぁ、と。
(見出し以外、敬称は省略させていただきます。)
美馬投手の獲得失敗
先発投手として150イニングを投げられる点を評価し、獲得に参戦していました。
ただ、ファンの間では賛否両論あり、特に「否」の方が多い印象でしたね。まぁ、私が主に見ているのは某ポータルニュースサイトのコメント欄なので話半分に見ていますが。
「否」の意見としては、手術歴が多いことによる怪我再発の懸念、億出すほどの実績か?、人的補償を獲られてまで必要ではない、年齢的に今後の活躍が見込めない、などなど。まぁ、言いたい放題です。
一方、「賛」の意見としては、先発投手は何枚いても困らない、イニング食えるのは助かる、あたりが多かったです。
私としては当然参戦するだろうなぁーと思っていたので、驚きも何もなかったし、何より「経験のある」先発投手候補が増えるのは全然良いことだと思っていました。
確かに過去の実績を見ると圧倒的な成績をおさめた年はないし、怪我も多かったことは不安材料ではありますが、そんなもの蓋を開けてみないと分からないですからね。
獲得ならずだったので、今後は助っ人、トレードも含めての補強、そして若手の成長で補うしかないですね。
鈴木選手の獲得失敗
内野のユーティリティプレイヤーかつリーダーシップのある選手ということで、喉から手が出るほど獲得したかった選手だと思います。
長年セカンドのレギュラー不在に悩まされている巨人ですが、今年はやっと吉川尚でハマるか?という雰囲気だったのに開幕早々怪我で離脱……そして戻ってくることはありませんでした。代わりに出ていた山本や若林も「レギュラー」と言えるほどの活躍は続かず、結局今年もその悩みが解消されませんでした。
ということで、鈴木を獲得できれば(もちろん表向きは競争とはいえ)セカンドレギュラーほぼ確定だったと思います。
また、そこが固定できれば吉川尚を外野で起用しつつ最終的にはショートに回し、坂本をサードに回すことで負担軽減を図れたかもしれません。
いやー、鈴木を獲得できなかったのはなかなかの痛手だったと思いますが、吉川尚の復帰、そして山本や若林の成長に期待するしかありませんね。まぁ、助っ人で穴埋めするかもしれませんが。
山口俊投手の大リーグ挑戦
やはりこれが一番の衝撃でしたかね。
山口がもともとメジャー志向だったことはこの情報を知って思い出しましたが、まさか複数年契約中に表明するとは思っていませんでした。今シーズン中、それを匂わすような事前情報も一切なかったですし。
ただ、FAで巨人に来て色々ありましたが、今年はキャリアハイの成績を収め、投手三冠王に輝きました。また、年齢的にも今がラストチャンスということでしょう。
それよりも、いわゆるポスティングを容認した巨人に衝撃を覚えました。過去、巨人からメジャーに挑戦した選手は何人かいますが、全員海外FA権を行使しての移籍で、そもそもポスティングを認めない球団でしたので。
今後は個々に対応していくとのことなので、これからもポスティングが容認される選手が出てくるのかなー、と思いますが、まぁ、時代に合わせて球団の体質的なものが変わったということなのですかね。良いことではあると思います。
しっかしなー、西武の秋山やDeNAの筒香など日本を代表するような選手がみんなメジャーに行っちゃうのはなぁ……という個人的な葛藤はあります。日本に残って、日本のプロ野球を盛り上げてほしい…と思わなくもないのです。
とは言っても、どんな決断であろうと選手の決断は応援しています。
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現状ではFA選手の獲得失敗、そして山口のメジャー移籍と戦力ダウンの状態ですが、はてさてどうやって補強していきますかね。
とりあえず、新外国人は4人に上方修正したようです。
そのうち1人はすでに調査しているとの情報も。
岡本の後を打つ5番候補という感じですかね。
しかし、メジャーリーグで活躍しているということで、果たして日本に来てくれるのでしょうか。
他には中継ぎ兼守護神候補として1人、先発候補1人、外野手1人を予想しています。
なお、中継ぎ兼守護神候補で期待値の高い選手が獲得できれば、デラロサが先発に回るかもしれません(来年はデラロサを先発に回すというプランが元々ある)。
今後の動向が楽しみです。
今回はここまでにしておきます。