kmpen148のいろいろ

日常生活の雑感を書き出しています。備忘録的役割。

電子書籍サービスは3つほど使っています

 前々から電子書籍について書きたいなーなんて思ってはいたのですが、他のことを書いていたら結局後回しになっていました。
 このブログでも何度か読んだ本の感想を記事にしていますが、読書は趣味の1つでもあるので、以前から電子書籍(というか書籍全般)には興味をもっていたんですね。

 思い返すと、あれは大学4年生の頃ですかね、就職活動をしていた時期ら辺で業界的には「おい、電子書籍がやってくるぞ、紙書籍やっべーぞ」みたいな雰囲気になっていた頃で、当時から興味をもって色々と調べたり、出版業界の本を読んだりしていました。
 ただ、当時の論調はどうも電子書籍 vs 紙書籍」の構図に凝り固まっていて、さらには「電子書籍なんて受け入れたらリアル書店もやっべーぞ!」と業界を上げて「日本人には紙書籍の方が合ってるでしょ?」みたいな記事ばかりだったような気がします。
 いやいや、電子書籍云々以前にもうすでに業界は右肩下がりじゃんって感じでしたけど。

 とは言うものの、私は当時実際に電子書籍を使ったのは数えるほどで、結局は紙書籍を読んでいました。その後は途中で興味が薄れ、というか優先順位が下がったのでそれ以降の動向に関しては追っていませんでした。あれから10年くらい経った現在、何があったのか知りませんが、電子書籍市場は盛り上がりを見せています。


 私自身、読書が趣味とは言うものの、読まない時期は本当に読まないのですが、一昨年末あたりに読書欲が高まった際に、ふと「せっかくだから電子書籍にも手を出してみるかー」とちょっと調べてみました。

 すると、私の中で色々と最強だと思っているヨドバシカメラが運営している電子書籍サービス「Doly」の存在を知り、ヨドバシ・ドット・コムで電子書籍を購入でき、しかも20〜30%もポイント還元されるということで、とりあえず無料の本をダウンロードして使ってみました。致命的な不満点もなかったので、それ以降は使い続けていますが、だいぶ電子書籍にシフトしたと思います。


 で、現在では他に2つの電子書籍サービスを利用しています。

 その1つが「楽天kobo」です。最近、送料無料問題でちょっと世間を騒がしている楽天ですが、私はなんだかんだいわゆる「楽天経済圏」に片足くらいは突っ込んでいる人間なので、そうすると「楽天ポイント」が結構貯まるんですよね。特に期間限定ポイントがドカッと入ってくることもあるので、それらの消費場所の1つとして「楽天kobo」を使い始めてみました。

 多少昔の本だと100円とか300円とかで投げ売りされているので、ポイントがそれなりに貯まっていて、気になる本がその価格帯なら2〜3冊をまとめ買いしています。ただまぁ、読むのは遅いので「積読本」が増えるだけなんですけどね……。

 機能としては、コミックに限るのですが、吹き出しを長押しすると拡大表示されるのは地味に便利です。


 そしてもう1つが「BookLive!」で、ここ最近使い始めました。こちらはTポイントが使えるという点が最終的な決め手ですかね。
 余談ですが、レシートアプリの「レシーカ」でTポイントが地味に貯まっていくのですが、使い道に困っていました。そこで、新規会員登録者全員に「全商品50%クーポン」が付与されるという特典とTポイントの合わせ技で、以前から気になっていた書籍を買ってみました(ついでに使用感を見るために、無料コミックも)。
 とりあえず今後の方針は、Tポイントの残高を見て購入していこうかなーと思います。


 ところで、「BookLive!」を選ぶ際に、せっかくだから他のサービスも検討対象にしてみようと思って調べていたのですが、なんというか、検索の上位に来る比較サイトってほとんど参考にならないですよね(これに限った話ではありませんが…)。

 「徹底比較!」とか書かれていながら、各公式サイトを覗けばすぐ分かるような上っ面だけの情報しか羅列されていないし、(どのサービスのことか忘れたけど)「コミックに特化しているので他にはない古いコミックも見つかります」と書いてあるだけで具体的な作品名も挙げられていないし、実際の使用感(リーダーにどんな機能があるか、とか)もほとんど書かれていないしで、到底「徹底比較」されているとは言えず、「あぁ、これがかの有名なPV稼ぎの継ぎ接ぎページなのかー」なんてことを思ったり思わなかったり。

 あと、この手のサイトには大抵運営が大企業だから(しっかりしているから)安心、みたいなことが書かれているのですが、これについてはちょっと懐疑的です。
 運営がどんなに大企業でも、赤字続きの事業だったり、取り返しのつかない事故が発生したりすればサービス終了なんてことはいくらでもあることだと思っています。現に、あの大企業が作った電子決済サービスは欠陥だらけだったために3ヶ月くらいで撤退しましたよね。

 まぁ、だから究極的にはどのフォーマットでも読めるような電子書籍であることが望ましいんだろうけど、各企業の思惑があるのでもうそこは割り切るしかないですね。電子決済サービスも然り。


 ちょっと話が脱線しましたが、こうして電子書籍を使ってみるととにかく便利です。割と電子書籍寄りにはなってきましたが、それでも昔から買い続けている『名探偵コナン』や好きな作家さんの本なんかは紙で買っていますので、正直自分でもどっちを買うかの明確な区分は決めていません。

 まぁでも子供にはせめて「本嫌い」にはなってほしくないので、なるべくなら紙書籍を見えるところに並べておいて少しでも興味をもってもらえるような環境にしたいなーとは思っているんですけどね。


 今回はこんな感じです。