先日、『SNS変遷史』の感想を書いた際に、自分のインターネットやらSNSやらの使用歴みたいなものを思い返す機会があったので、自分自身の振り返りの意味も込めて記してみました。元々は書籍の感想に載せるつもりでしたが、思いのほか長くなってしまったので分割しました。
インターネット
中学生の頃、親からのお下がりでパソコンをもらい、そこで初めてインターネットに触れた気がします。正確な時期は覚えていませんが、後述する携帯電話と同時期だったと思うので、中学1年の頃でしょうか。それ以降は何か調べたいことがあればインターネットを利用していました。
自分で言うのもアレですが、当時、自分の周辺ではインターネットを使っていることや携帯電話を持っていること自体が割と少数派でした。中学3年にもなると携帯電話の所持率は上がっていましたが、それでもクラスの半数程度だったと思います。ましてや、今みたいに日常的に「インターネットで調べる」という行動そのものがまだ習慣化されていませんでしたし。
そんなある日、クラスの人と進路の話をしていた時に「(高校の)普通科と総合科の違いは何だろう」みたいな話になったのですが、お互いに知らなかったので、帰宅後にインターネットで調べてメモを取り、次の日にその人に渡したらめっちゃ感謝、感激された記憶があります。今はその場でスマホを取り出して「高校 普通科 総合科 違い」で検索すれば一発ですものね。懐かしい思い出です。
携帯電話
携帯電話も中学1年の冬に契約しました。その頃仲の良かった友人が持っていたこともあり、親をどう説得したかは覚えていませんが、一部を自己負担する(月の小遣いから差し引く)という約束をして割とすんなりと契約してもらった覚えがあります。
ただ、すでにパソコンを持っていたので、携帯電話ではほとんどインターネットを使うことはありませんでした。まぁ、当時の料金体系が「パケット通信」を使ったら使った分だけ高くなるというもので、それだけ自己負担分が高くなってしまうということを避けるためでもありましたが。
ちなみに、大学4年の頃に初めてスマホ(au/IS03)を所持したのですが、そこで初めていわゆる「パケ放題」のプランに加入したため、この頃からインターネットもスマホで利用する方向にシフトしていきました。
掲示板
インターネットをやり始めた頃、つまりは中学校時代、SNSの前身とも言える「掲示板」を少しだけ利用していました。とは言っても、某大手掲示板ではなく(そもそも存在を知らなかった)、大好きな『名探偵コナン』の個人サイトに併設されていた掲示板です。そこでは全体的な更新は少なめでしたが、利用者と会話に花を咲かせていました。
普段、現実世界で友人と『名探偵コナン』の話をすることがほとんどなかったので、今では当然のような「現実世界では素性も知らない人たちと会話をする」という経験は非常に新鮮でしたし、ある種の緊張感を伴っていました。
今思うと、この経験はその後のインターネット生活をする上での基本を形作っていたのかもしれません。ただ、高校生になると部活やら勉強やらで専ら調べ物以外ではインターネットを使わなくなってしまったため、掲示板からも離れてしまいましたが。
mixi
これがいわゆる「SNS」との初めての出合いですね。
大学入学後まもなく友人から招待されて登録しました(以前は招待制だった)が、その時までそんなサービスがあることすら知りませんでした。しかし、周囲の人たちは大半がやっていたし、小学校や中学校の頃の友人を検索したら結構な割合で見つかったので、その頃はちょうどmixiが上り坂の時期だったのかなーと思います。
mixiを通じて現実の友人たちとオンラインでも繋がれるということに対して純粋に「すげーな」って思っていたので、なんだかんだ使用頻度は高めでした。マイミクの日記を読んでコメントを付けたり、日常を日記にしてみたりと暇な時間は結構入り浸っていたことが多かったですね。
ところで、その頃の日記をいくつかEvernoteに保存していたので数年ぶりに読んでみたんですよ、いやー、もうね、全てを消し去りたい。何をエラそうに語っちゃってんのかね、こいつ。若かったですね、あの頃は。
さて、一時期は結構盛り上がっていたのですが、色々とサービスが追加されていく中で、ちょうどTwitterが流行り出した頃に導入された「mixiボイス」によってマイミクの日記更新が激減し、私自身もそうなってしまったため、結局は退会してしまいました。
Twitterの使用歴だけで1冊の本が書けてしまうのでは、いや、そんなことはないけれど、とにかく良くも悪くも入り浸りまくったSNSですし、現在でも唯一利用を続けています。
現在のアカウントは2015年からのものですが、それ以前のものは2009年からずっと利用してきたので、もはや「Twitter老人」と揶揄されてもいいと思っているのですが、あの頃はTwitterの黎明期ということもあり、フォロワー同士の謎の盛り上がりが非常に好きでした。
まぁ、私が同じような境遇の方ばかり(特に就活生)をフォローしていたからってのもあると思いますが、現在見られる様子とはまた違う様子で、ここら辺については秘めたる思いやら何やらで長くなりそうなので別の機会に書きたいなーと思います。
とりあえず今は「こいつはTwitter老人なんだ」くらいの認識でいていただければ幸いです。よろしくお願いします。
いつ頃始めたか覚えていませんが、大学院の頃は確実にやっていました。食べ歩きしたカフェの写真や旅行の写真、気になったニュースへの言及などをしていました。昨年の6月くらいに退会しましたが、正直なところ別にやらなくてもよかったなーって感じです。