緊急事態宣言が発令されてからは休業による売上激減、そしてその補償はどうすんだー問題が取り沙汰されていますが、それ以前は飲食店のキャンセル等によるいわゆる「食品ロス」の問題を結構見ました。特に給食や飲食店へ材料を提供している農家や食品店なんかはそれこそ大打撃の中、箱売りで一般消費者向けに安く販売するなどしているという情報をよく目にした気がします。
我が家も北海道の農家さんからジャガイモを箱で注文して一時期ジャガイモ料理が続いていたこともありました。
こんな世の中になってしまったこともあり食品ロス的なことが話題にはなっていますが、決して今に始まったことではないと思うんですよね。まぁ、じゃあ具体的にいつ頃からかって言われると分かりませんが、私としても数年前からこの問題は認識していて、割と興味ある話ではありました。
現在、日本では本当に美味しい料理がいくらでも食べられますし、衛生的にもしっかり管理されている食材ばかりで、「食」という点ではかなり妥協してもそれなりに良いものが揃う社会だと思います。
その一方で、薄利多売を目的に大量生産される、特に季節ものの料理（恵方巻とかクリスマスケーキとか）なんかは供給過多の状態で売れ残り、そしてそのまま処分へということが多いとも聞きます。すいません、この辺は詳細なデータを個人的には調べていないので、ネットなどからの情報の掻き集め程度の知識ですが…。
ただ、そういう情報が多く出回っているということはそういった側面もあるんだという前提で考えると、やはり食品ロスは極力減らしていかないといけないんだよなーとは感じています。まぁね、さっきの恵方巻にしても、企業側としては商売だから「品切れ」状態が一番避けたいことであって、であれば、多く見積もって生産しておかなければいけないというのも理解はできます。このバランスの見極めって結構難しいんだろうなーと。
と、前置きが長くなってしまいましたが、じゃあ一個人で何ができるのかと考えたときに、私は「KURADASHI」というサービスを見付けました。
簡単に言うと、賞味期限間近の商品を安くまとめて（箱・セット単位）買えるというものです。一部日用品もありますが、ほとんどが食品・飲料で、ワインなんかもあります。
私は約2年前から利用していますが、要はまとめ買いなので家や冷蔵庫のスペースが埋まっていくので、結局のところ購入しても2〜3ヶ月に1回というペースにはなっていますね。
参考までに過去に購入した例を挙げてみます。
- 杉本屋 サマーゼリーアソート 2箱
お中元の時期やお歳暮の時期が過ぎるとこのようなギフトセットが増える傾向にあります。とはいえ、これを見付けたときはまだまだ冷たい物が欲しくなる時期だったので購入してみました。一応購入の前にAmazonや楽天とも値段比較してみましたが、やはりKURADASHIの方が安く購入できました。
ちなみに、賞味期限は近かったですがギフトセットなのでそんなに量はなく、奥様と毎日1個ずつ食べていたらあっという間になくなりました。
- ニッスイ 焼きさけあらほぐし50g×12個
スーパーなどで市販のものを買うよりも安く買うことができ、用途としてもおにぎりの具にする、お茶漬けに入れる、ご飯に混ぜ込むなど大活躍でした。これ以降はあまり見かけることがなくなってしまったのでちょうどラッキーなタイミングだったのかもしれません。
お馴染みのジンジャーエールです。いやね、まさかこんなものが売り出されるとは思ってもいませんでしたよ。一応メルマガで新商品のお知らせとかが来るようにしているのですが、つい最近、このジンジャーエールが売り出されたとお知らせが来たときは速攻で購入しました。
送料込みで考えると1本約73円だったので、んー、まぁ、スーパーで大特価してればこの値段か…？って感じですが、近所ではこのジンジャーエールを特価商品として出しているお店を見かけません。仮にその値段だったとしても、一度に48本も買えないと思うので、お得だったと思っています。
まぁね、とにかく私はジンジャーエールが大好きなのでこんなふうにまとめて安く買えるなんて有り難いです。欲を言えば、ウィルキンソンの辛口ジンジャーエールの方もそのうち取り扱ってくれないかなぁ……なんて。
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他にも買った商品はありますが、お得感があったのはザッとこんなところでしょうか。取扱商品そのものは少なめですが、お菓子やチョコレートもあるし、時期によっては素麺やうどんもあるし、ドレッシングなんかもあります。
ただ、先述したように基本的には箱やセット買いになるので、一人暮らしや元々消費量の少ない家庭には不向きな面があるかもしれません。おすそ分けできる親族やご近所さんがいれば無駄になることはありませんが、そうすると結局近所のスーパーなどで自分の分だけ買った方が安く済むこともあるし、いやまぁ、お金のことは二の次で「食品ロスを減らす」という目的ならばそれでもいいですかね。
いずれにしても1回の注文である程度の量が届くので、しっかりと消費し切れるかということは念頭に置く必要があるとは思います。これで結局余らせてしまい廃棄、なんてことになったら本末転倒ですからね。
今回はこんな感じです。
