あぁ、こんな内容で書きたくはなかったけど、やっぱりいちファンとしては触れざるを得ない事態になってしまいましたね。
とはいっても、まだまだ現状把握くらいの情報しかないのですが、ひと通りリンクを貼っておきます。
球団は判明までの経緯の詳細を明らかにした。
それによると、球団は１、２、３軍の全９１選手や首脳陣、スタッフら総勢約２２０人に希望を募った上で、希望者全員について新型コロナウイルスの抗体検査を実施。５月２９～３１日までに希望者全員２１８人の採血を実施した。そのうち、選手やスタッフ計４人について、新型コロナウイルスの感染後に回復したことを示す「ＩｇＧ抗体」が確認された。
このため球団はその４人について、２日の夕方にＰＣＲ検査を実施。３日午前に坂本、大城の２名について陽性判定の連絡があり、管轄の保健所に連絡した。
２人の新型コロナウイルス遺伝子量（ＣＴ値）は微量で、正常値ぎりぎりの「微陽性」にあたる上に、ともに回復を示す「ＩｇＧ抗体」を持っていることから、専門家からは２人ともに感染から回復した後、かなりの時間がたっているとの見解を得ている。
賀来満夫座長（東北医科薬科大特任教授）「抗体検査でＩｇＧ抗体が確認されていることから、２名の選手とも感染から回復して、かなりの時間がたったと思われる。よって他人に感染させるリスクは高くないと推察されるが、感染防止に努めるという判断に立って練習試合を中止し、濃厚接触者を特定してＰＣＲ検査を実施するという慎重な判断は支持したい」
ついでに、「スポーツ報知 巨人取材班」の公式Twitterにも情報がいくつか出ています。
#巨人 発表
— スポーツ報知 巨人取材班 (@hochi_giants) 2020年6月3日
5/29～31にかけて球団218名の抗体検査を実施
うち4名に新型コロナ感染後に回復したことを示す「IｇG抗体」を確認
このため4名を2日夕方PCR検査
坂本、大城2選手が陽性判定に
2人はコロナウイルス遺伝子量(CT値)は微量で正常値ギリギリの「微陽性」
回復後かなり時間がたっているとの見解
#巨人 発表
— スポーツ報知 巨人取材班 (@hochi_giants) 2020年6月3日
坂本、大城の2選手は3月下旬以降、体調に問題なく味覚嗅覚の異常もない
坂本は5月29日に友人と昼食を取った以外、大城は5月28日にチームメート2人と2時間夕食を取った以外、外食も夜の外出も一切していませんでした
2人は本日入院
PCR検査を連日実施して早期のチーム合流を目指します
#巨人 発表
— スポーツ報知 巨人取材班 (@hochi_giants) 2020年6月3日
坂本、大城との濃厚接触者については保健所が特定を急いでいるが、球団としては特定前に「1メートル以内で15分以上会話した」人を中心に26名について本日PCR検査を実施
それ以外の1軍選手、首脳陣スタッフなどは4日にPCR検査を実施する
#巨人
— スポーツ報知 巨人取材班 (@hochi_giants) 2020年6月3日
あす4日までに1軍メンバー全員が受けるPCR検査の結果次第ではあるが、坂本と大城2選手は感染からかなりの時間がたっていて他人に感染させるリスクが高くない、との専門家の見解も得ているため、予定通り5日以降の練習試合を実施する方向で準備を進めていく
まぁ、見事にスポーツ報知が発信元の情報ばかりを引っ張ってきていて偏ってはいますが、一応他が発信元の記事もある程度は読みました。政治的な話でもないし別にいいかなーっていうのと、やっぱり巨人関連の情報はスポーツ報知が一番詳しく出ているという判断です。
いよいよ開幕ってタイミングで選手の感染者が出てしまいましたが、私としては、まぁ、それが巨人だったというショックはあるにしても、十分に予想していたことではあります。球団としていくら予防はしていたとしても、球場までの移動や私生活における必要な買い物等で出歩くこともあるわけなので、絶対に感染しないなんて言い切れませんからね。
一応、球団の発表では集団でパーティをやったとかってことはなさそうなので、「まぁ、しゃーないよね」という周囲の雰囲気も感じ取れます。ただ、良くも悪くも巨人という球団は目立ってしまうし、アンチが多いことでも有名な球団なので、ここぞとばかりに叩いているコメントも見かけるんですけどね、いちファンとしてはそういうのは基本的にはスルーで、まずはできる限りの情報開示、そして感染拡大がないことを祈るしかないのかな……と思います。
球団も今後選手や関係者に対してPCR検査を実施するようなので、その結果次第で今後の方針が定まってくるんだろうなぁというところで、現状では何とも言えません。しかし、専門家もコメントしていましたが、今回の対応は割と適切であったんだと思います。
1つ懸念事項としては、2日の練習試合前の時点では2選手の陽性疑いは判明していなかったのかということでしょうか。発表されている情報だと、疑いがあることが判明したから2日の夕方（おそらく試合終了後）にPCR検査を受けたようなので、「陽性疑い」の報告をどの時点で受けていたのか……。いやでも試合前にそれが判明していたら、2日の練習試合も中止にしていたとは思うんですけどね。うーむ。
あとは、変に「微陽性」なんて言葉を使ってしまったから、これも批判の的になっているなーという印象です。多分、「実はすでに感染していて無症状でほぼ回復状態だけど、まだ陽性の状態」という意味なのかなと推測したのですが、でもそれはそれで「陽性」なわけなので、わざわざ「微」なんて付ける必要もなかったような気はします。
西村大臣は「推測だが、お二人ともお元気で、無症状だったと思う。ポイントは、どこでも、だれでも感染リスクがあるということ。感染しても8割の方は無症状で元気なまま、いつのまにか無くなってしまうが、中には他の方にうつす方おおられるという、非常に難しいウイルスであるということとを国民の皆さまにも理解を深めていただきたいし、ワクチンができるまでは、ぜひ感染予防を徹底していただくことが大切だ」と呼びかけた。
結局のところ、これに尽きるんでしょう。今回はたまたま抗体検査を行った結果無症状の「陽性」が見つかったということで、もし抗体検査を行っていなければこのまま症状も出ずに何もなく過ぎていったのだろうと思います。無症状でも感染するということで、もはや誰が感染しているかなんて分かりませんし、むしろ自分が実は感染している可能性だってあるんですよね。
とりあえず今は、今後の検査結果を待つしかないですね。これまでの、そしてこれからの対応を1つのモデルケースとして、今後も感染者が出たときの参考にしていくしかないのかなと思います。このまま開幕するのであれば、全く感染者が出ずにシーズンを終えるなんてことはないでしょうから。
今回はこんな感じです。
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