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2020年の巨人について語る〜開幕スタメンオーダーを予想してみた〜

 いよいよプロ野球開幕が迫ってきました。いやー、待ちに待ちまくっていたから例年以上にワクワクしますね。6月初めには坂本と大城の陽性が判明して、ちょっと野球界に激震が走っていたけれど、なんだかんだ無事にここまで来たなぁ……という感じです。

 坂本も大城も一応実戦復帰したようなので開幕に間に合わないにしても一軍復帰は間近だし、そこまで大きな不安要素はないのかなーというところで、せっかくですので開幕戦のスタメンの予想でもしておきますか。

開幕予想スタメンオーダー

 1 吉川尚 二
 2 湯浅  遊
 3 丸   中
 4 岡本  三
 5 亀井  左
 6 中島  一
 7 パーラ 右
 8 小林  捕
 9 菅野  投
 主な控え野手 陽、坂本、大城
 主な中継ぎ 鍵谷、ビエイラ、中川、デラロサ


 こんな感じでしょうか。
 坂本と大城の復帰は自己申告に任せるみたいだけど、開幕から数試合は代打→数イニングの守備で様子を見ていくのではないかと予想しています。特に坂本は無理をして怪我で長期離脱なんてことになったら、それこそ大打撃ですし。

 個人的には坂本・丸・岡本は基本的には全試合出続けることが理想だとは思っています。チームの主力だからってことはもちろんだけれども、ファンサービス的な意味もあります。これは私の中で松井秀喜氏の次のような考えが根底にあるんですよね。

選手にとっては162試合のうちの1試合であっても、球場を訪れるファンの方にとっては、1年に1回の機会かもしれません。生まれて初めて球場に来た子供もいるかもしれません。(中略)お目当ての選手が欠場していたらガッカリします。僕が試合に出場し続けていた理由の一つに、「ファンの方々のため」という気持ちがあることは間違いありません。

松井秀喜『不動心』新潮新書、28-29頁。)

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 とは言っても、今年は超変則的な日程でここまで来ているので例年以上に怪我のリスクは高いと思います。それを防ぐためにも最大限の予防が必要になってくるわけで、定期的な休養日も必要となるかもしれませんね。

その他に気になること

 他に気になる点としては、去年から続く1番・5番打者問題でしょうか。

 まずは1番打者ですが、とりあえずは吉川尚が当確かと思います。昨年もこの形でスタートして打率.390と順調だったのに、すぐに腰痛で離脱してシーズンを棒に振りました。
 まぁ、去年はその後に亀井が入ってしっかりと機能していたとは言え、やっぱり吉川尚がシーズン通して1番に入って成績を残すことが巨人側としても理想としているんだろうと思います。今年こそはそうなるといいのだけれども果たして……。


 そして同じくらい問題の5番打者ですが、4番の岡本がどっしりとしてきたからこそ非常に大切な打順です。5番打者が心許ないと岡本は勝負を避けられやすくなるし、そもそもの得点力が上がってきません。
 去年は一時期、やはり亀井が入って少し落ち着いたように見えましたが、亀井が1番に回ってからは結局シーズン終了まで苦労していたなーという印象でした。今年のスタートは亀井かもしれないけど、パーラで落ち着きたいところですね、獲得の狙いもそれだったはずですし。

 余談ですが、そういう意味では私としては2番にパーラを置いて、坂本か丸を5番に置くのもありかな、とは思うんですよね、クリーンアップが坂本・岡本・丸なんて破壊力抜群でしょう。


***


 まぁ、なんかこうグダグダと書いてきましたけど、こういうことを書くことができる時期になってきたんだなぁと感慨深いものがあります。もちろん開幕したからそれで良しというわけではなく、現場スタッフの方々もまだまだ色々と気を回さなければいけないこともあるので非常に大変だと思います。そのような方々に感謝しながら、プロ野球を楽しみたいですね。


 今回はこんな感じです。

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