世間的にはお盆ということですが、私の会社は特にそのようなものはなくカレンダー通りに働いていました。まぁ、割と自由にお休みは取れるし、とはいってもこの時期にお休みを取っている方も多いので職場はいつもよりは若干静かかなぁというところですね。
最近そこまで読書欲が活発というわけではないんですけど、なんとなく本を検索してしまいます。小説というより教養本を探していたんですけど、歴史だとか哲学だとかそういう内容で体系的な本を読みたいときは特に「講談社学術文庫」が結構いいんですよね。
このレーベルを初めて知ったのは大学の頃で、授業で紹介されていた参考文献でした。その授業では「12世紀ルネサンス」(中世ルネサンスよりもさらに前の時期に起こっていたとされるルネサンス)を取り扱っていて非常に興味を持ったんですよね。なので、早速『十二世紀ルネサンス』(伊東俊太郎、2006年)を購入して読んでみたのが始まりです。
正直堅苦しくて読みにくいかと思っていたんですけど、これに関しては非常に読みやすくてサラサラ読めた記憶があります。内容の記憶はありませんけど。
それ以降たまーに講談社学術文庫で興味を持った本を買っていました。所有しているものとしては、以下のものです。
- 伊東俊太郎『十二世紀ルネサンス』
- J・ギース、F・ギース/栗原泉訳『大聖堂・製鉄・水車』
- J・ギース、F・ギース/栗原泉訳『中世ヨーロッパの城の生活』
- J・ギース、F・ギース/青島淑子訳『中世ヨーロッパの都市の生活』
中世ヨーロッパ系のものは先述の12世紀ルネサンスに触発されて買ったんですけどね、おそらくどれも全部読み切っていないです。もはや購入したのが昔過ぎてはっきりと覚えていないです。
これは一時期、「性悪説」に興味を持っていたので読んでみようと思って買いました。まぁただ……少しだけ読んでみたんですけど当時は全然進みませんでしたね。そこから本棚の肥やしになっています。
これらは一時期、「魔女狩り」だとかヨーロッパにおける「悪魔」の概念とかに興味があったので買いました。しかし、結局読み切れていません。『魔女とキリスト教』は1回目の途中から時間が空きすぎたのでまた最初から読み直したけどやっぱり読み切れませんでした。次こそは……!
- ギュスターヴ・ル・ボン/桜井成夫訳『群衆心理』
こちらはちょっと前にKindleを使い始めた頃シークレットクーポン的なものが送られてきたので買ってみました。これを読めばSNSでの色々なことと繋がりを見出せるかなー、と。
急いで読むつもりもないので読む本がないときのツナギとしてポツポツと読み進めています。なかなか面白いです。
ちなみに、検索してみて「ちょっと読んでみたいなー」なんて思った本は以下のものです。
- 森本公誠『イブン=ハルドゥーン』
- 海野弘『酒場の文化史』
- 井上忠司『「世間体」の構造―社会心理史への試み』
- 中山茂『天の科学史』
- 阿部謹也『西洋中世の罪と罰―亡霊の社会史』
- 内田隆三『ミシェル・フーコー』
ヨドバシ.comで「講談社学術文庫 電子書籍」で検索、人気順の並びで4ページまで見た中で、気になったものを羅列してみました。あくまでタイトルだけで選んでみたので、中身は想像と違うかもしれませんが。
とりあえず一番読んでみたいのは『ミシェル・フーコー』かなー、前々からパノプティコンに興味があるので。
今回はこんな感じです。
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