kmpen148のいろいろ

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2020年の巨人について語る〜戦力が維持された1年でした〜

 先日、巨人が優勝を決めました。5連敗していた上に、引き分けで優勝を決めるというなんともビミョーな空気の中でしたが、まぁ、私としては優勝しただけで嬉しいです。

 某SNS上ではこの5連敗に頭にきていたのか、「優勝するよりも残り全敗して優勝できない方がスッキリする」的なコメントを見かけましたけど、そんなわけないでしょう。どんなにチーム状態が悪くても最終的に優勝できればいいんです。ファンにとって優勝は「劇薬」です。そして目指すは「日本一」です。


 さてと、今年の巨人はどうでしたかねー。前回の優勝おめでとう記事でも書きましたけど、戦力的にはずば抜けていたわけではないと思っています。


 シーズン前での状況としては、昨年の勝ち頭だった山口俊が抜け、精神的柱でもあった阿部の引退という新戦力を獲得すれば単純に埋まるというわけではない大きな穴があいていました。さらに、FA選手(美馬、鈴木大)も獲得できずで、戦力補強にはなかなか苦労していた印象です。
 代わりに新外国人選手を3人(パーラ、ビエイラ、サンチェス)獲得しましたが、いずれも未知数でどれくらい活躍してくれるか分かりませんでしたしね。

 その後紆余曲折あってやっと開幕しましたが、早速トレードで戦力補強に乗り出しました。今シーズンは外国人枠が特例で5人に拡大(ベンチ入りは4人まで)したという利点を活かし、楽天から日本経験の長いウィーラーを獲得し、さらにはリリーフ陣の強化を目的に同じく楽天から高梨も獲得しました。個人的にはこの辺で戦力が整ったように感じましたね。


 ただ、今年は主軸以外の選手も非常に活躍した1年だったと思います。
 投手陣では開幕13連勝を達成した菅野、ほぼ完璧なセットアッパーの中川の裏では、2年目の戸郷が8勝をあげ、リリーフ陣では大江・高梨・大竹が抜群の安定感を発揮し、一時期は勝ちパターンが2つもできるという状態になっていました。

 打撃陣では岡本が前半は好調でしたが、中盤以降は不調が続き、逆に坂本・丸は前半は絶不調、中盤以降に盛り返すという感じで、3人同時に好調だった時期はほぼなかったように思います。そんな中で、吉川尚が初めて1年間フルで一軍帯同し、中島が復活して随所で活躍していました。新外国人のパーラも前半は調子が良く、ウィーラーと一緒にベンチを盛り上げる姿が印象的だっただけに膝の故障による離脱は残念でしたが、代わるように松原が出てきてうまーくその穴を埋めていたと思います。


 こう見てみると、いい具合に選手の活躍が循環し、できた穴を広げずに最小限に留めていたということが大きかったんだと思います。戦力的にはずば抜けていなかったけど、「戦略を大幅なダウンなく維持できた」ということでしょうかね。

 今年は色々あって難しいシーズンだったと思うけれども、「怪我をしない」、「不調時期を長引かせない」という体調管理はやっぱり大切なんだなー、と改めて実感する1年でした。

 早く亀さん戻ってきてくださいお願いします。


 今回はこんな感じです。
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