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日常生活の雑感を書き出しています。備忘録的役割。

家を買うまでのお話④〜内見2回目+α編〜

 前回、内見1回目のことを書きましたが、もともと内見のことは1本の記事にしたかったんです。それがまさかの二分割になってしまいました。書き始めるとダラダラ書いてしまうのが私の悪い癖でもありますが、ご容赦ください。

物件Aの内見2回目

 元々1回目が家族で行く予定だったのですが、諸事情で私1人での内見となってしまいました。私としては非常に好印象の物件でしたが、やっぱり奥様も一度は見ておきたいということで、担当の方に2回目を手配してもらったという流れです。


 これについてはそれぞれの考え方次第でしょうか。家族揃って暮らす場所になるわけなので最低限夫婦で見ておきたいと考える方もいると思いますし、完全にどちらかに任せるという方針であれば1人で行けばいいと思います。
 私は前者の考えで2回目を手配してもらいましたけど、そもそも予期せぬ2回目でしたし、タイミングが悪ければその間に売れてしまっていたかもしれません。

 もし急遽1人で行かなければならなくなったら、内見中にビデオ通話で一緒に見てもらうとか、それがダメならそれこそ床や天井に穴が開くくらい隅々まで写真や動画を撮りまくるとかした方がいいかもしれませんね。
 内見1回目の時の私はそんなこと考えてもいなかったので、ある程度写真に収めておけばいいやーくらいの軽い気持ちでしたが……。


 さて、無事に奥様(と子供)も内見を済ませ、奥様にとってもなかなかの好印象だったようでしたが、この時点ではまだ購入の決心は付いておりませんでした。なぜなら、まだ1つの物件しか見ていませんでしたのでね。

 他にも気になっている物件が2つ(以下、「物件B」と「物件C」)あったので、担当の方に翌日に内見の予定を組んでいただき、その日は一旦それで終了。


 しかし、その日はずっと夫婦で葛藤していました。正直、物件Aで決めてしまっていいのではないか、いやでも物件B・Cを見てみて物件A以上に好印象かもしれないし……、でもその2つが微妙でじゃあやっぱり物件Aで!となった時にはすでに売れてしまっていたら……とか本当にずーっと悶々としていましたね。

物件Bの内見

 翌日、物件BとCの内見を予定していましたが、物件Cの売主に急用が入ってしまったということで(今思うと他の人との契約関係だったんじゃないかと推測していますが)、物件Bのみの内見となりました。


 物件Bの売主は個人のため、居住中のお部屋を見せていただくという感じでした。もちろん売主も承知の上ですが、全く知らない方の家に上がらせていただいて、棚やクローゼットを開けながら見て回るなんて、なんだか不思議な体験でした。

 数字上では物件Aよりも若干小さめの部屋でしたが、あまりそれを感じないような造りになっており、生活するにも動きやすそうな間取りで、予想以上に好印象ではありました。

物件Aに決める

 内見終了後、担当の方から物件Aと物件Bの違いについて説明を受けましたが、保証関係や住宅ローン控除の上限額の違いなどを考慮すると、やはり物件Aの方が条件が良く、それを以てやっと物件Aを購入する決心が付きました。担当の方にその旨を伝え、早速店舗に向かい手続きをすることになりますが……これはまた次回に。


 ちなみに、物件Aと物件Bの違いは次のような感じです。

 物件Aは売主が不動産会社のため、建物価格に消費税がかかってしまうが、住宅ローン控除の上限額が年40万円、かつ特例措置によって控除期間が13年になります。また、保証期間(いわゆる「瑕疵担保責任」)も最長2年ということで、万が一の場合多少は安心です(もちろん何もないといいのですが)。

 一方の物件Bは売主が個人のため、消費税がかからない分低価格ではあったけど、フルリフォームの費用を考えると物件Aと同じくらいになりそうでした。
 さらに、消費税がかからないことで住宅ローン控除の上限額が年20万円で、期間も10年になってしまいます(国税庁HPの3の表中にある「特定取得以外」の物件にあたります。)。また、保証期間は数日〜数ヶ月ということで、その点も不安の残る部分でした。

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 これで一応内見に関しては終了です。こうして改めて振り返ってみると、つくづく偶然に偶然が重なっているなーと思いますね。

 検討した2つの物件の売主が「不動産会社」と「個人」とにうまい具合に分かれていたので、それぞれの違いを同時に知ることができました。こちらとしてはそんなこと気にもしていなかったので……。本当ならばこの辺も予め知った上で物件探しをした方がいいと思います。

 まぁ、あとは私たち夫婦としては、自分たちでリフォームのことを考える必要がないというのも物件Aの魅力に感じましたが、逆にリフォームを楽しみたいという方もいると思うので、もうこれは本当に人それぞれだと思います。


 内見+αについて長々と書いてきました。やっぱり実際に住むかもしれない物件を見学するので気分的にもワクワクしますが、あんまりそれに時間をかけすぎても良くないのかなー、と。いくつか回って悩んでいるうちに候補にしていた物件が売れてしまう……なんてことは、特に中古物件では十分に有り得ることだと思うので、どこかである程度の線引も必要になってくるんだろうなと思いました。

 ちなみに、結果的に私が内見したのは2件だけでしたが、営業の方曰く、ここ最近は平均3件らしいです。中には1件だけで決めてしまう買主もいるとのこと。今はインターネットでいくらでも物件情報を集められるので、その中から候補を絞ってしまい、内見には「答え合わせ」しにくるようなことが多いみたいですね。まぁ、納得です。


 今回はこんな感じです。
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