kmpen148のいろいろ

日常生活の雑感を書き出しています。備忘録的役割。

2022年の巨人について語る〜開幕から1ヶ月〜

 今年のGWは3連休→1勤務→3連休→1勤務→土日といった流れですね。個人的には連休が長すぎるとその後の仕事でやる気が回復するまで時間がかかってしまうので、まぁ、ちょうどいい感じかなとは思っています。


 さてさて、開幕から約1ヶ月が経ちました。オープン戦ではなかなか勝てずに、昨年のセ・リーグ覇者ヤクルトと仲良く最下位だった巨人。しかし、開幕してからここまでで両リーグ20勝一番乗りで、今のところ順調に首位をキープしています。
 なんというか、巨人らしいですね。オープン戦では全然勝てずに「今年はもうダメだ」「シーズンも最下位だ」とかなんだ言われますけど、蓋を開けるとなんだかんだ勝ちを重ねて上位に居続けるという、もはやお家芸みたいな感じになっています。


 とは言っても、開幕当初は坂本がコンディション不良で二軍スタートだったのでどうなるかと思いましたよ。それがまさかの3戦目での復帰には驚きましたけどね。ただ、先日の試合で今度は靭帯を痛めてまた登録抹消……軽症っぽいけど、復帰までどのくらいかかるのだろうか。

 やっぱり現状の巨人では坂本が抜けることが一番大きいと思います。正直、そろそろ後継者的な存在が出てこないと、長年悩まされたセカンド不在問題の二の舞になってしまいます。
 一方で、坂本にはまだまだショートとして出続けてほしいし、3,000本安打まで突き進んでほしいなぁ、と。いちファンとしては複雑な思いですね。

 Twitterでは、年齢を重ねてきたことでショートでは負担が大きいからサードへのコンバートを推す声をよく見るけど、そう簡単な問題ではない気がします。
 そもそもサードには今や坂本と同じくらい絶対的な存在の岡本がいます。守備も安定していて、原監督の中では「聖域化」しているんじゃないかと。少なくとも原監督在任中にサードへのコンバートはありえないかなーと思っています。あとは坂本自身のショートへのこだわりやプライドもあるだろうし。


 開幕からの好調を維持してきた中で、一番大きな要因は若手投手と新外国人選手の活躍じゃないでしょうか。


hochi.news


 4月の間で6人の投手にプロ初勝利で、うち2人が新人という、巨人にしては珍しい(?)出来事。近年、ここまで若手投手が躍動したのは記憶にありませんね。特に新人の2人が新人らしからぬ落ち着きがあって、今のところ投手陣を支えてくれているように思えます。

 先発の赤星は前回こそ6失点と崩れてしまったけど、それまでは4試合連続でQSを達成するという投球を続けていました。コントロールが良いので、「お兄さん」たちのように四球から大崩れしない感じがします。

 もう1人の新人投手・大勢は抑えとして君臨しており、すでにリーグトップの11セーブをあげています。昨年まで中継ぎエースだった中川・鍵谷がコンディション不良で出遅れ、抑えだったビエイラまでも不調で出遅れている中で、大勢が抑えとしてカチッとはまったことは大きいですね。とりあえず大勢に繋げばなんとかなる状況になっています。……まぁ、そこに至るまでの中継ぎ陣が微妙なのは別問題ですが。

 そして、新外国人選手の活躍。今年は打者ではポランコ、ウォーカー、投手ではシューメーカー、アンドリースの計4人を獲得しました。

 ポランコは開幕から3番で起用され、まだ本調子って感じではないけど、四球も選べている印象。ウォーカーは最初は代打の切り札的存在だったけど、徐々にスタメンも増えて、割といい場面でタイムリーやホームランを打っている印象です。

 特に印象的なのがシューメーカーです。35歳ではあるけど、メジャー経験のあるベテランらしい投球術でアウトの山を築いていますね。
 4試合登板全てでQS達成、防御率0.98、1完封と文句のつけようのない成績です。打線の援護に恵まれずに勝ち星こそ1つですが、今の巨人の中では一番信頼できる投手ではないかと。


 と、この記事を書いている間に、本日の広島戦が始まり、取り上げていた新人投手の赤星が初回に6点も失っていました。ただまぁ、坂本の代わりに入っている廣岡のエラーが絡んでいるようなので……うーん、やっぱり坂本の離脱は大きいですね。

 開幕から1ヶ月経つこの時期はよく疲れがたまってくる頃なんて言われますが、赤星をはじめとして、これまで一軍経験がほとんどない選手が多い投手陣はなんとか乗り切って、このチャンスをものにしてほしいです。


 今回はこんな感じです。
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