kmpen148のいろいろ

日常生活の雑感を書き出しています。備忘録的役割。

「面白くない」と思ってもそれは間違いではない

こんにちは。
先日、私の愛読サイトである「Books&Apps」さんで次の記事を読みました。


いや、これ本当にまさにその通りだと思うんですね。
「面白い/面白くない」の他にも「楽しい/楽しくない」、「感動した/感動しなかった」とかあるとは思うのですが。

勝手に私の趣味に結び付けてちょっとしたお話をしようと企んでいるのですが、しばしお付き合いください。

先日まで散々モンスターハンターのことを記事にしていましたが、アニメも趣味と言える部類に入り、その中でも特に、未だに個人的ランキングの頂点に君臨しているアニメがありまして、それが「CLANNAD」なんです。

おそらくその界隈では割と有名な作品であると思うのですが、とにかく未だにこの作品を越える作品に出会っていないと思っていて、さらには昔のように深夜アニメを録画して何本も見るということがほとんどなくなってしまった現状では、おそらく今後も出会えない気がします。

ちなみに、「CLANNAD」で検索していただくと分かると思うのですが、割と高評価なものが多く、「CLANNADは人生」なんて名言(?)まで生み出されている作品なんですね。
(まぁ、この言葉、私としては独り歩きしてしまっている感があるのですが、それはここでは触れないでおきましょう。)

他にも色々と考察されていて、もうとにかくその筋の方々にはある種崇められているような作品と言ってもいいでしょう。

さてさて、このCLANNADなんですが、元はゲームでして、いわゆる恋愛アドベンチャーゲームが始まりでした。最初はPCゲームだそうです。
しかし、何を隠そう私は未プレイでアニメが初見だった人間です。

アニメを見てCLANNADにハマり、当時はまだ学生だったので少ないバイト代でDVDを買い、1年に1回は必ず見返して同じ場面で泣いたり、違う場面で泣いたり……していました。

そんなある時、PS4版のCLANNADが出るということで、「よっしゃ、ゲームもやってCLANNADコンプリートを目指すか!」と一念発起したのですが………



不思議なものですね、アニメだとあんなに「面白い」と感じていたのに、いやー、これがまたゲームだと「面白くない」。

PS4版は、主人公以外のキャラクターはフルボイスだったためじっくり聞きたくなる一方で、キャラクターに動きがほぼない。文章を追わなきゃならない。所々で選択肢を選ばなきゃならない。こうなってくるととにかくテンポが悪い。色んな分岐があるから各ヒロインとのストーリーを楽しめるとは分かっているのだけれど、そうなるように「攻略」しなければならない。

正直、苦痛でした。

それでもストーリーのために我慢してやってはみたものの、長続きしませんでした。結局1人分すら攻略できていなかったような。

まぁ、多分、CLANNADが面白くないのではなくて、根本的にこのジャンルのゲームは向いていないんでしょうね。
どうしても「いや、これならアニメでいいじゃん」って思ってしまうんですよね。

アニメでは語られないストーリーを楽しむことができるから面白いのでしょうけど。

だから、CLANNADの全ストーリーがアニメ化されれば、そりゃもう狂ったように見ると思いますよ。
特に宮沢有紀寧のストーリーは見てみたいですもの。申し遅れましたが、私はCLANNADの中で宮沢有紀寧が一番好きです。

でもですね、やはりゲームをやらずにアニメだけ見て「CLANNADが好きだ」と言っている人は一部からすると邪道のようで、まとめサイトとかでそういう人に対しての批判的な発言を見たりもします。

その場合の批判というのは、私を含め特定的な誰かに直接言っているわけではなく、「ゲームをやらずにCLANNADを好きと言っている人」という括りで批判しているのですが、もしそこで私が「それ私です。ゲームは面白くありませんでした。でもアニメはすごい面白かったのでCLANNADが大好きです。」なんて言った日には、「ゲームやってから出直してこい」とか「そんなんでCLANNAD語るなボケ」とか言われる可能性があるわけですよ。大袈裟かもしれませんが。

でも、似たようなことってそこかしこで起こっていると思います。
そりゃもう日常茶飯事のように。

人間の感性なんて人それぞれであって、ある事象に対して「どう感じたか」はその人にしか分からないものです。

「私は『面白い』と思った。あなたは『面白くない』と思った。」

単純にこれだけでいいじゃないですか。

今回はそんな感じです。