kmpen148のいろいろ

日常生活の雑感を書き出しています。備忘録的役割。

「情報の担保」について思いついたことを書いてみる

 いやー、まぁ、世の中色々と大変そうですね。そこかしこで臨時休業が相次いでいて経済的にもなかなかのダメージなんじゃないかなぁ、と素人目線でもそう思います。


 ところで、こういう状況になるとよく思うのが、インターネット、特に個人的に利用頻度の高いTwitterに対してなんですけど、「情報の担保」みたいなことなんですよね。いやまぁ、別にテレビの情報番組とかもそうなんですけど、端からアテにしていないので除外します。
 「情報の担保」ってなんかそれっぽく言いましたが、要は「その情報の信頼度はいかほどなのか」って話です。


 こういう事態になると「明らかなデマ」、「デマとまでは言えないけど怪しい」ツイートをよく見かけます。普段からそうだって言われりゃそうなんですけど、とりわけ増える気がします。体感的な話ですが。

 そんな中でもよく見かけるのが、「知人の話によると〜」って枕詞で、今であれば「医療関係の」って枕詞がさらにくっついています。もうね、敢えてツイートをここに載せることはしないけど、Twitterをやっていれば目に付くと思います。こんなのなんて、クレヨンしんちゃんの隣のおばさんがみさえに「ちょっとちょっと〜、◯◯さんが言ってたんだけどさぁ〜〜」と変わらないですよね。

 仮にその「知人」とやらが本当に存在しているとして、そもそも又聞きの時点で情報の内容が100%伝達されているのかも謎だし、根拠になるようなデータやら資料やらが何もないのにそんなの信じろってのが「いやいや無理だよ」って話なんですけど、そういうスレッドを覗いてみると支持率が高いことも結構あって「なんだかなぁ…」という感じになります。
 また、「知人」という第三者を登場させることによって自分の責任を薄くしているというか、いざとなったら「いや、自分の意見じゃないし」って逃げ道を作っているんでしょうね。


 そして、そのデマなり信憑性の薄いツイートがどんどん拡散されていくわけですけど、拡散する人にも分類みたいのがあると思っています。

  • 明らかにデマと分かっていても面白半分で拡散する人
  • なんかよく分からないけどリツイート数が多いから拡散しておく人
  • 完全に信じ切っていて拡散する人

 こんなところですかね。
 いや別にそこは個人の自由だから、その怪しい情報を信じたければ信じればいいとは思いますけど、客観的に見ていると、この拡散している方々はその情報の正確性やら何やらを確認しているのかなぁ、とはなるんですよね。


 その一方で、政府やら専門家やらが発表した情報については散々「そんなの嘘だ!」「こんなデータがあるから間違っている!」と批判なり粗探しなりをするんですよね。
 そんな時ほど根拠になりそうなデータを持ってきていることも多く(まぁ、そのデータも怪しいことはありますが)、なんでそれを他のツイートのときもやらないのかねぇ、とは思うんですけど、こういう人はおそらく単純に政府を叩きたいだけなんでしょう。
 もちろん、その人と先程のデマを拡散する人が同一人物ってことはほとんどないのですが、「ツイート」って枠で見たときの傾向です。


 とまぁ、こんな感じで観察しているんですけど、私自身は10年くらいTwitterを使ってきて、基本的にTwitterは素晴らしいコンテンツだとは思っています。
 ただ、一定の距離感は必要だと思っているので、こういう類のツイートを見掛けてもあくまで傍観者という立場でいるようにはしています。10年間の経験で培ったTwitter生活上の処世術的なものですかね。

 口を出すとこちらに飛び火してくるのは明らかだし、そういうツイートしている方はほぼほぼ自分が正しいことを言っていると思っているのでこちらの意見には耳を傾けないだろうし、まぁ、そんなんにわざわざ労力かける必要もないですしね。

 昔から「Twitterなんて人それぞれ好きなように使えばいい」って考えはずっと変わっていませんが、だからこそその辺の見極めは重要になってくるのかなーと思っています。


 とりあえず、まぁ、マスクは致し方無いとしても、つい最近のトイレットペーパーやらティッシュペーパーやらが不足する事案は割と定期的に起こっている気がするので、「過去に学ぶ」ということはできないのでしょう。


 なんか言いたいことを言いっぱなしのような内容でしたが、今回はこんな感じです。