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2020年の巨人について語る〜亀井選手1,000本安打達成〜

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 プロ16年目、「生え抜きでは球団最年長となる37歳11か月」での1,000本安打達成。本当におめでとうございます。


 2009年は亀井選手にとって飛躍の年となり、打率.290、本塁打25本の成績を残しました。私はその前年あたりから気になる選手として注目していたのですが、2009年の活躍を見て一気にファンになりました。

 もちろんその頃も巨人という「チーム」のファンではあったものの、大ファンだった松井秀喜氏が抜けてからは選手個人としてはファンと言える存在がおらず、正直中継を見ることも多くはなかった時期でした。
 しかし、こう言って失礼ですが、ドラフト4巡目指名の選手で松井秀喜氏や高橋由伸氏、阿部慎之助現2軍監督のようなスター性があるわけではなく、いかにも「渋い」感じの選手がいつの間にか巨人の5番を背負い、しかも活躍をしているという状況に惹かれたんだと思います。


 この年の活躍ぶりを見て、次年度以降も活躍は続き、長い間巨人を引っ張っていく選手になるだろうと思っていました。だけども、次年度からは度重なる怪我。

 2009年に打率2割9分、25発を打ったことがだいぶ昔に感じる。翌年から長野が入ってきて大きな壁になった。バッティングを見て「あいつには勝てない」と焦りが生まれて不調に陥った。そんな直後の11年は練習中に右手薬指を骨折した。その後、鼻を折ったり指を捻挫したり、心配した母親がたまらず、知り合いの占い師に頼んで改名した。それが13年1月。「義行」から「善行」にね。でも、ケガに臆病になっていて常にネガティブ思考。心の病気だね。14年には右手人さし指の第1関節を骨折。焦って完治しないまま試合に出たから、いまだに変な方向に曲がってるよ。

 亀井選手ご本人も言っていることだけど、ファンとしても2009年の活躍はかなーり前の頃のよう…。いや、まぁ、もう10年は経っているからそれなりに長いのだけれど、一方で度重なる怪我はつい最近のことのように感じてしまいます。だからなのか、亀井選手が全力プレーをしているのを見ると「また怪我をしてしまうのでは……」なんてヒヤヒヤしちゃうんですよね。
 しかも、調子いい時期に限って怪我をしていたから、やっぱり好調の時期は余計に。


 もう、いいおっさんになった。プロに入って16年目。31歳の坂本勇人さんは、あと少しで2000本だし「カメさん、まだ1000本ですかあ」ってイジってきそう。でも、自分の中では誇りの数字。勇人に何と言われても胸を張りたい。

5年前は全力で走ることも怖かったけど、今は走っていて楽しい。足が速くなったような気もするし、少なくとも(岡本)和真よりは速いよ。

 こういうユーモアを忘れないのも亀井選手らしい。ここ最近、「ベテラン」の領域になってからまた味が出てきたというか、幅が出てきたというか、あらゆる面でチームの支えになっていると思います。


 去年は監督も課題にしていた1番と5番打者問題(結局今年もだけど)は、亀井選手のおかげで片方がある程度埋まっていたと思います。

 開幕早々吉川尚輝選手が怪我で離脱したときは1番がなかなか決まらず苦戦していた中で、5番の方は亀井選手が埋めていました。
 途中からは亀井選手が1番に回り亀井→坂本→丸→岡本と強力な上位打線を組むことができました。監督も話していたけど、亀井選手が1番に入ることで相手投手はあらゆる球種を使って抑えなければいけなくなり、例え凡退したとしても以降の打者には球種の心構えができるという点で非常に機能していたと思います。

 まぁ、そのおかげで今度は5番の方が安定しなかったんですけどね。ファンとしては「亀井選手が2人いれば……!」なんて思いましたよ。


 今年は異例の開幕となり、まだまだ始まったばかりですが、早いうちに達成できてひとまずは落ち着くことができたかと思います。今後また様々な場面で活躍されることを願って巨人戦を楽しんでいきたいと思います。


 今回はこんな感じです。

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