kmpen148のいろいろ

日常生活の雑感を書き出しています。備忘録的役割。

プロ野球の開幕日が決定しました


 昨日、関東圏及び北海道も緊急事態宣言が解除されてこれで全都道府県が解除されました。これによって、やっとプロ野球の開幕日も6月19日と正式に決定しました。


 ファンにとってもですが、何より選手たちにとっても開幕日が定まったことによって気持ちの入り方も調整の仕方もガラッと変わると思うんですよね。ただ、開幕まで1ヶ月もないって部分での影響は結構大きいはずで、特に実戦不足という側面は避けられないことなのかな、と。


 一応このままいけば6月上旬から各球団練習試合を12試合程度行う予定らしいですけど、それ以前の準備期間というものが短くなってしまいます。もちろんこの緊急事態宣言期間も「自主練習」ということで各々で練習をしていたし、2〜3月にはキャンプ、オープン戦と一度身体を作ってはいるので、全くの0の状態からのスタートではありません。

 とは言っても、やっぱり一度は当初の開幕に向けて身体も気持ちもピークになるように調整していたのを一度クールダウンさせられて、自主練習期間ではどうしても練習内容も限られてはいたと思うので、練習の「強度」という面でも不足していたんじゃないかなとは思いますね。

 緊急事態宣言期間も練習はできたとはいえ、そういった強度の部分だったり、実戦不足だったりという部分は否めないので、やっぱり心配になってくるのは怪我のリスクでしょうか。

 まぁ、一般人の私でも思い浮かぶことなんでプロ選手の方々はその辺についても細心の注意を払いながらってことにはなると思うけれども、それでも実戦形式になると予期せぬ動きが多くなってしまいます。
 で、また厄介なことにそういうプレーってプロ選手のレベルになると本能で動いてしまうことがあると思っていて、画面越しから見ていると「うわーなんで今そんな無理したのかなぁ…」って思っちゃうんですけど、実際にやっている側としては勝手に動いちゃうんですよね、おそらく。


 このように例年の準備とは全く異なるシーズンになるので、特に開幕当初なんかは感染防止はまぁ当然のこととして、それと同じくらい怪我防止に注力せざるを得ませんかね。なにやら日程も連戦尽くしのようですし。

 となると、どんなに調子が良さそうでも、主力級も含めて途中交代しながら適度に休みを入れつつ回していくことになるのかなーなんて思うんですけど、こういった部分はむしろ監督のマネジメント能力が試されそうな気がします。


 今年は交流戦もオールスターもCSもなく、開幕当初は無観客試合が続くことで各球団の収入面なんかも色々と大変だとは思うんですけど、選手の怪我防止が何よりも大切なシーズンになると思っています。今年に限った話ではないかもしれないけど、お目当ての選手のプレーがテレビや球場で見られないのはやっぱり寂しいですからね。

 なにはともあれ、このまま感染状況が悪化せずに、無事に開幕を迎えられること、そしてそのままシーズン終了まで続くことを祈るばかりです。


 今回はこんな感じです。



「おうち時間」で読んだマンガのことを書いてみる

 関東圏は宣言解除の基準までまだ達していないみたいですが、なんとなく解除までの見通しは立ち始めているのかなーなんて思います。

 例年、冬の時期はインフルエンザや風邪の予防も兼ねてマスクはしているんですけど、こんな時期までし続けていたことがないのでもうなんか普通に息苦しいですね。一応基本的には仕事中もずっとしています。
 まぁ、今回の件でも散々言われていましたが、マスクがウイルスの侵入を完全に防ぐものでもないし、風邪引くときは引くし気休め程度にしか思ってはいないんですけどね。今ももちろん気休めもあるけど、マスクしていないとやっぱり周囲の視線が気になるってこともあります。いずれにしてもそろそろ外したい……ってのが本音です。


 さて、ここ最近いわゆる「おうち時間」が多かったこともあり、電子書籍でいくつかマンガを買いました。家の中だと家事やら子守やらで小説とかを読むようなまとまった時間が取りにくいのですが、マンガならちょっとした「スキマ時間」に読めるので良い息抜きにもなります。参考までに読んだ作品を書いておきます。

 表紙の可愛い絵に惹かれて買ってみました。内容はラブコメですかね、若干のお色気ありつつも基本的にはコメディ寄りの作品だと思いますが、私は好きです。ちなみに、表紙の絵は色っぽいんですけど、本編では白黒になっていることもあって柔らかい感じになっています。マンガあるあるですかね。

 8巻まで出ています。ライトノベルの『中古でも恋がしたい!』が原作の作品で、こちらもラブコメです。

 実在する居酒屋が取り上げられていて、実際には行ったことないですけどいくつかは知っているお店もありました。どこもちょっと変わった、個性的なお店なのでそういうのに興味がある方はぜひご一読いただければなーと思います。個人的にはこれのカフェ・喫茶店版があるといいなぁとも思うのですが、もしかしたら探せばそんな感じの作品があるかもしれませんね。

 タイトルの通り「やさしい」作品でした。この4作品なら一番おすすめしたいですかね。


***


 感想らしい感想を書いていませんが、今回はこれで終わります。



【感想】『天国はまだ遠く』

読了:瀬尾まいこ『天国はまだ遠く』新潮文庫、2006年。


 電子書籍で購入し、久々に読み返しました。紙のものも持ってはいるのですが、現状本を読める時間が会社の始業前と昼休み中くらいなのでいちいち紙を持ち歩くのは面倒なんですよね。


 さて、本書は私が瀬尾まいこ氏にハマるきっかけとなった作品です。当時は瀬尾氏のことは知らずにただ単にタイトルが気になって手に取ってみたのですが、文体と言うのでしょうかね、「文章の雰囲気」が妙に自分の波長とカチッと合わさって、瀬尾氏の他の作品も読んでみたい!って気持ちになったことを覚えています。
 でもこれを言葉にするのって難しくて上手く表現できないんですけど、瀬尾氏は国語の先生でもあったので、瀬尾氏の言葉選びと私の中の美的感覚が一致したんだと思います。瀬尾氏の文章は本当に綺麗で、とにかく綺麗で、いくらでも読んでいられる気がします。


 主人公の吉田千鶴(以下、千鶴)は仕事や人間関係に悩み、精神的にも追い詰められてしまい、自殺を決意します。そこで「鳥取や京都のうんと奥」を目指していくのですが、木屋谷という集落の民宿に辿り着き、睡眠薬で自殺を図ります。しかし、丸1日寝続けただけで失敗に終わってしまいます。その後は木屋谷の自然や人々に触れて生きる活力を戻していきますが、同時に自分の居場所がここにはないと思い、都会へと戻っていく……と、ざっくりとこんな感じの物語です。


 久々に本書を読んでみて、「あぁ、こんな内容だったなー」と懐かしみながらも、千鶴が最終的には都会へ帰っていくという行動に共感というか、多分自分でもそうするだろうなぁ…と思いました。
 本書を初めて読んだのは大学生の頃で、むしろ今よりも千鶴の年齢(23歳くらい)に近かったんですけど、ここまでは思わなかったんですよね。「へぇー、戻っちゃうんだ」くらいだった気がします、いかんせん昔のことなのではっきりとは覚えていませんが。


 千鶴は自殺に失敗して目覚めた日から散歩に出かけたり、田村(「民宿たむら」の管理人)の仕事についていったりと徐々に木屋谷の生活、風景に馴染んでいきます。しかし、ある日、こんなことを思います。

 夜はいつもより深い眠りが待っていた。運動量が、その日の夕飯と眠りの量を決める。簡単で明快な生活だ。身体に従って行動すればいい。考える隙間がないし、何かに心を費やすこともない。生活すること以外にすることはない。悩まなくて済むのだから、いいことかもしれない。これが、本来の生活なのかもしれない。
 だけど、私はなんとなくそんな日々に違和感を持ちはじめていた。完全に身体に仕切られてしまう日々に戸惑っていた。このままこんな生活に埋まりきってしまうのは、なんだか怖い気もした。
 それに、自然が冬にむけて深まれば深まるほど、私は自分がこの場所から浮いているように感じた。いつまでこの地は私を受けいれてくれるのだろうか。


 そして、田村と一緒に参加した集落の飲み会での帰り道ではその思いがさらにつよくなります。

 歌っていると気持ちがいい。誰もいない山の中で、大声で歌うのはたまらない解放感だった。
 なのに、私はだんだん寂しくなってきた。歌えば歌うほど、寂しくなった。声がどんどん深い夜に吸い込まれていく。それと一緒にみるみる寂しくなってしまった。
 ここにはたくさんの星、たくさんの木、山に海に風がある。それに、隣には田村さんもいる。今、私はたくさんのすてきなものに囲まれている。
 でも、寂しかった。すてきなものがいくらたくさんあっても、ここには自分の居場所がない。するべきことがここにはない。だから悲しかった。きっと私は自分のいるべき場所からうんと離れてしまったのだ。そう思うと、突然心細くなった。まだ、そんなことに気づかずにいたい。本当のことはわからずにいたい。だけど、私の元にも時が来ようとしていた。
 酔いから抜けてしまわないように、私は必死で大きい声を張り上げて、吉幾三を歌った。だけど、そんなのはささやかな抵抗だ。酔いはいつか醒めてしまう。


 千鶴にとっては自殺する覚悟はあったけれど、一生暮らしていく覚悟で木屋谷に来たわけではありません。最初の頃はいわば無気力状態で流されるままになっていたけれど、この木屋谷での生活を通して自分がここでできることは何もないと感じてしまったのは、「お客さん」という立場に近かったからだろうと思います。

 最後には都会へ戻る決心をします。

 私はこの地が好きだ。朝露に湿った道を歩くのも、夕焼けにそまる枯れ枝を見上げるのも大好きだ。葉の匂い、風の音、きれいな水、きれいな空気。どれも捨てがたい。おいしい食事に、心地よい眠り。この生活にも身体が順応している。古い民宿だって、鶏たちだって気に入ってる。だけど、ここには私のするべきことはどこにもない。自然は私を受けいれてくれるし、たくさんのものを与えてくれる。でも、私はここで何をすればいいのかちっともわからない。
 都会に戻ったからって、するべきことがあるわけじゃない。やりたいこともない。存在の意義なんて結局どこへ行ったって、わからないかもしれない。けれど、それに近付こうとしないといけない気はする。ここで暮らすのは、たぶん違う。ここには私の日常はない。ここにいてはだめなのだ。


(中略)


 ここから抜け出すのにはパワーがいる。だけど、気づいたのなら行かなくてはいけない。今行かないと、また決心が緩む。そして、私はやるべきことがないのを知りながら、ここでただ生きるだけに時間を使うことになってしまう。それは心地よいけど、だめだ。温かい所にいてはだめだ。私はまだ若い。この地で悟るのはまだ早い。私は私の日常をちゃんと作っていかなくちゃいけない。まだ、何かをしなくちゃいけない。もう休むのはおしまいだ。


 引用が長くなってしまいましたが、こうして千鶴自身の中だけで決心できたということに意味があるんだと思います。もちろんその決断に至るには、田村や集落の人々などの影響があったけれども、決して誰かに「帰りなさい」と言われて渋々決めたことではありません。その分、この決心はなかなか揺るがないものだろうと思います。

 周囲の人に勧められて決めることが悪いことではありませんが、自分の人生に直結しているような決断なんかはやっぱり自分自身で下す方がいいと思っていて、周囲の人たちはその決断を下せるような環境づくりや受け入れてあげる寛容さなんかを提供することの方が大切なんだろうなー、なんて思いました。

 都会に戻った千鶴は、「するべきこと」をちゃんと見つけられたのだろうか。


 今回はこんな感じです。



過去の「だいじょうぶだぁ」が無料配信されています

 今日の東京の新規感染者数は9人だったみたいです。色んな要因があるだろうけど、なんだかんだで我慢強く自粛を続けてきた結果がこうして数字に現れてきているのかなぁなんて思います。某ポータルサイトのコメントには「まだGWから2週間経っていないからこれから急増するよ」なんてものもあって、なんかやたらと「2週間」に拘っている層がいるんですけど、そんなみんながみんなピッタリ2週間後に症状が現れるわけではないと思うんですよね。
 

 で、まぁ、それは置いといて、つい最近知ったのですが、レギュラー放送していた頃の「志村けんのだいじょうぶだぁ」の一部が再編集されてYouTubeに無料配信されております。

 いやー、今回のこのコロナ関連で一番の衝撃だったというか、精神的にもズシンと来たのが志村けん氏の死であって、この辺からもうコロナ関連の情報は意識的に避けるようにしていました。
 結果的に2週間くらい避け続けていたおかげもあって、色々と整理が付いたし、それ以降はコロナ関連の情報を目にしても「ふーん」程度で受け流せるようになりましたね。もちろん自分が感染しないように予防とかはしていましたが。


 そんな身の上話はいいとして、無料配信の件を知ってすぐに見てみました。やっぱり面白いですねー。最近の特別番組枠で放送されていたネタの、ある意味原点的なものを見ている感じで、「あぁ、昔はこんな感じだったのかー」と楽しめました。ただね…、公式HPにも記載がありますが、

 1987年より9年間に渡りにテレビで放送された「志村けんのだいじょうぶだぁ」は、諸事情により、テレビなどで目にしていただく機会がなく、今後についても、残念ながら限りなくゼロに近い状況です。


 配信動画を見ていただければ分かると思いますが、「諸事情」は田代まさし氏の件ですね。配信動画にはガッツリと志村氏と田代氏のコントが含まれています。そりゃーもうテレビで流すことはできないよなぁ……と思う反面、今回こういう配信の機会を設けていただいたことに本当に感謝しております。私としてはこうして見ることができて本当に嬉しい限りです。

 田代氏はあんなことがありましたが、当時の志村氏とのコントは最高に面白いんですよね。ちなみに、私はまだ田代氏が出演されていた頃のバカ殿はリアルタイムで見ていましたが、当時もやはりこの2人の掛け合いは格別に好きでした。その記憶ではね、順風満帆な芸能生活だったと思うんですけど、まぁ、分からないですよね。


 いずれにしても「だいじょうぶだぁ」も「バカ殿様」ももう新しい作品が作られることはないのかもしれないけれど、過去の作品の再編集版でいいから定期的にテレビ放送なり今回みたいな動画配信なりはやってほしいなぁ……なんて思います。それとも誰かが志村氏の役を引き継いで「新・だいじょうぶだぁ」「新・バカ殿様」が制作されることは……ないですかね、それはそれで誰を配役するのかも含めてちょっと見てみたい気はしますが。


 今回はこんな感じです。



【感想】『武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50』

読了:山口周『武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50』角川書店、2018年。


 Amazonの読み放題でおすすめに表示されていてちょっと興味を持ったので読んでみました。一応ビジネスパーソン向けということで通常の哲学入門書ほど堅苦しくはないだろうとは思っていましたが、それでも合わなきゃ読むのやめればいいやーくらいの気持ちだったんですよね、読み放題のいいところってこういう取捨選択がしやすいことだと思っています。


 本書の構成としては哲学の歴史やピンポイントで哲学者を取り上げて語るというものではなく、「使用用途別」に構成されていて、この哲学はこんな事象を考えるときに有効なんじゃないか?ということに焦点を当てて書かれています。
 そしてビジネスパーソン向けである以上、仕事をする場面や組織を考える場面のように比較的想像しやすい場面と結び付けられているため、非常に読みやすかったと思います。ただし、その分、各哲学の概要をさらに噛み砕いて分かりやすくしているので、必ずしもその哲学の深い部分まで知ることはできないかもしれません。

 そもそもビジネスパーソンがなぜ哲学を学ぶ必要があるのかという点について、筆者はこう述べています。

 哲学を学ぶことの最大の効用は、「いま、目の前で何が起きているのか」を深く洞察するためのヒントを数多く手に入れることができるということです。そして、この「いま、目の前で何が起きているのか」という問いは、言うまでもなく、多くの経営者や社会運動家が向き合わなければならない、最重要の問いでもあります。つまり、哲学者の残したキーコンセプトを学ぶことで、この「いま、何が起きているのか」という問いに対して答えを出すための、大きな洞察を得ることができる、ということです。


 「いま、目の前で何が起きているのか」をどう捉えるかってことは、ビジネスパーソンに限らず大切なことだとは思うんですけど、ただ単に事実として受け取るだけだとそれで終わってしまいます。
 「どういう経緯で起こったのか」「今後どう影響していくのか」「この出来事に対して自分はどう思うか」などなど、考えようと思えばいくらでも考えを巡らすことはできます。もちろん全ての事象にそんなに事細かにツッコんでいく時間はありませんが。


 では、世の中を捉えていく上で哲学者の何を参考にすればいいかという点について、筆者は「プロセス」からの学びが大切だと述べています。

 本書では、哲学には「What」と「How」というと問いの種類と「プロセス」と「アウトプット」という学びの種類があると整理されています。

 「Whatの問い」は「世界はどのように成り立っているか」という問いですが、特に古代ギリシアの哲学者に当てはまり、そこで出された解答(=アウトプット)は現代の人から見ると「え、当たり前でしょ?」みたいなことが多く、それが哲学を学ぼうとする人を挫折の道へ進めてしまうそうです。だから、それよりもなぜそういう考えに至ったのかという「プロセス」を学ぶことが重要だということです。

 アナクシマンドロスが最終的に出した「大地は何物にも支えられていない、宙に浮いている」という結論は、現在の私たちにとって陳腐以外の何物でもない。つまり、先ほどの枠組みで言えば「アウトプットからの学び」はないということになります。
 一方で、アナクシマンドロスが示した知的態度や思考のプロセス、つまり当時支配的だった「大地は水によって支えられている」という定説を鵜吞みにせず、「大地が水によって支えられているのだとすれば、その水は何によって支えられているのだろう」という論点を立て、粘り強く思考を掘っていくような態度とプロセスは、現在の私たちにとっても大いに刺激になります。


 
 私もこの「プロセス」を学ぶことって大切だよなぁと思っていて、(本書でも触れられていましたが)そもそも哲学には「絶対的なもの」は存在しないわけで、Aという考えが出てきたら、いやいやBが真理でしょ!って反論が生まれ、何言ってんのCでまとめりゃいーじゃんって統合的なものが確立され、そしてそれがまた否定なり補完なりされていくものであると思っています。

 とすると、「アウトプット」だけを追いかけていくと場合によっては水掛け論になっているようなものもあり、「何でこの人たちはこんなことで揉めてんだろう」って半ば呆れてしまうこともあると思うんですよね。
 それよりも「どうしてこの哲学が発生したのか」という「プロセス」の部分をもっと知った方がいいと思っていて、それらを見ていくと当時の社会状況とか通説とかより広い視野で捉えられると思います。例えば古代とか中世なんかは「神」の存在ありきで物事が考えられていたから、何かあると生贄を捧げて「神」の怒りを鎮めようとしていたとか。

 そういう「プロセス」をしっかり見ていくと、実は現代で起こっている事象に近い部分があるんじゃないか、もしかすると今後はこういう方向に進んでいくんじゃないか、なんてことにも考えを巡らすこともできるんじゃないかなー、と。


 本書には50の哲学が取り上げられています。まぁ、中にはよく分からないものもありましたが、「認知的不協和」「予告された報酬」「パノプティコン」「公正世界仮説」あたりなんかはなかなか興味深かったです。

 理解できていないものも多いので定期的に読み直したいなーとは思うんですけど、読み放題期間が終了したら読めなくなってしまうし、今のところ期間を更新する予定もないので買い直すのもありですかね。


 今回はこんな感じです。



5連休くらいがちょうどいいかなぁという話

 世間ではとりあえずGWが明けましたが、私は会社のローテーションによる自宅待機と子供の保育園休園による自宅待機(有給休暇や減額に影響しない休暇扱い)が相まって、昨年と同様に10連休となっています。次の出勤日は月曜日なんで客観的に見ると羨ましいのかもしれませんが、去年10連休を経験して感じたこととしましては、休暇も長すぎると気分的にも非常にダラケてしまい仕事モードに戻しにくいってことで、今年ももはやそんな感じになりつつあります。長くても5連休くらいで途中に2〜3日の仕事は欲しいですね。


 そんな長期休暇とはいっても外出自粛状態なので、毎日同じような生活ですね。一応、都が要請している「買い物は3日に1回」も意識していて、1回の買い物でなるべく3日分くらいまとめて買うようにはしているので、一歩も外に出ない日もありました。また、基本的には子供メインの生活になっていて、もちろんそれはそれで楽しいし貴重な時間ではあるのですが、まぁ、BGM代わりに録画したテレビ番組やHuluの動画を流しています。

 Huluだとどんなものを見ているかというと、以前も書きましたが、この時期はコナンの劇場版過去作が公開されているのでそれを適当に見ています。
 そして先日、「業火の向日葵」を見ました。


 本作はゴッホの「ひまわり」がテーマになっていて公開前は結構楽しみにしていたのですが、実際はですね、えーと、まぁ、犯人キャラのせいで駄作に近い位置まで落ちてしまったかな……という感想でした。せっかく途中までは特に不満のない内容だったんですけど、もうね、犯人の動機が全てをブチ壊したと思っています。あとは演技も(誰が演じているかは調べれば分かってしまいますがここでは言及しません)。
 辛うじて「駄作」としなかった理由としては、そこに至るまでは私の趣味に合致する内容が散りばめられていたことです。世界史が好きな私にとっては、ゴッホを扱っているという点、裏切り者のユダなどキリスト教関係の内容を盛り込んでいる点、特にこの2つは非常に興味深かったと思います。この辺に興味ない方にとっては「なんのこっちゃ…」だったかもしれませんが。

 で、そんな本作なんですが、実はそれ以上に上位を争うほどの印象に残っている場面があります。その場面は、損保ジャパン日本興亜美術館での灰原哀とウメノ(「ひまわり」を毎日鑑賞している老婦人)との会話です。
 ウメノは灰原哀がコナンを見る様子を見て、「見ているだけじゃいつかきっと後悔する」とアドバイス?を送るのですが、これによって本作における灰原哀からコナンへの態度が際立つというかなんというかぜひ注目して見てくださいとしか言えないです。とにかく灰原ファンにとっては印象に残る場面だったと思います。


 というように、私の趣味に合致する内容、そして灰原ファンにとって印象的な場面もあるんですよ、でも何度でも言いますけど犯人によって全てがぶち壊されてしまったと思っています。途中まで気持ち的にもグーーーと上昇していたのに、犯人の動機やらが判明する場面でガクンと一気に落とされてしまったので、まぁ、そういう意味では印象に残った作品ではありますけどね、はい。


 こんな感じの生活を送っているのであんまりニュースとかも見ていないし(というか、どうせコロナ関連の報道ばかりなので意識的に見ていない)、ネットニュースもほとんど見ていないのでなんかどんどん社会と距離が開いていっているような気もするんですけど、やっぱりそういう面も考えると休暇は長くても5連休くらいがいいですね。


 今回はこんな感じです。


ギルドカード・MR15〜モンハンをやる時間が増えています〜

無料大型タイトルアップデート第4弾 配信日延期のお知らせ

 こんなところにも影響が出てしまいましたか。久々の再登場を果たすことになっていたアルバトリオンですが、配信日未定の延期になってしまいました。まぁ、しょうがないですね。気長に待ちましょう。


無料タイトルアップデート(Ver.13.50)配信  「歴戦王ネロミェール」登場!

 一足先にマスターランクにも歴戦王が登場しました。その第一弾がネロミェールです。とりあえずいつもの防具で行ってみたのですが、圧倒的な返り討ちにあったのでこりゃ専用の防具を作らないとだめだなーと思い、作ってみました。

 ラージャン一式で揃えてみました。ネロミェール用ということで水耐性の上がる防具にしたかったのですが、いかんせん基礎防御力の高いものが見当たらず、ひとまず雷やられ対策ということでラージャンの防具を選びました。そして水耐性は装飾品で付けました。これで水耐性も雷耐性も20以上になったので属性やられにならなくなります。

 次に必要そうなスキルとして、歴戦王はとにかく攻撃力が高いので防御力をMAXまで積んでみました。おかげで初期防御力が1,000を超えましたし、おまけで属性耐性も+5上がりました。
 さらに回避性能も積めるだけ積んでみたところ、4までしか上げることができませんでしたが、まぁ、許容範囲でしょう。

 一方の攻撃系スキルですが、ラージャン防具一式による弱点特効3以外はほとんど付いておりません。また、片手剣を使用する際に優先していた匠スキルは諦めて、護石のみで「業物」を発動させました。
 ちなみに、ラージャン防具2つで「心眼」、4つで「剛刃研磨」が発動します。

 最後に武器については、いつもの爆破属性片手剣を採用しています。当初は火属性で考えていましたが、どうもダメージを与えている気がしないのと攻撃系スキル不足ということで、爆破属性の固定ダメージで少しでも火力を補おうという考えです。実際のところ詳しいダメージ計算は行っていませんが、体感的には爆破属性の方がダメージを与えているような気がしました。

 一応、マルチでもソロでもクリアすることができているので、それなりに対策装備にはなっていると思います。


 次に何かと便利な龍属性片手剣の装備も考えてみました。といっても、まだ作っただけで実戦は行っていません。

 スキル構成は、基本的には普段の構成から「爆破属性攻撃強化」と「龍属性攻撃強化」が入れ替わるような形にしましたが、爆破属性攻撃はあくまで状態異常なのでMAXが4、一方の龍属性攻撃は属性攻撃なのでMAXが6と上限値が高くなっております。
 残念ながら破龍珠Ⅱを1つしか持っていなかったので、龍属性攻撃強化3が付いているジンオウガ亜種の腕防具を採用しました。

 そしてなるべく防具に「攻撃」が付いているものを選ぶことで攻撃スキルをMAXまで上げることができました。

 武器で採用したものはジンオウガ亜種の片手剣ですが、まだ素材が足りずに最終強化できておりません。ただ、初期値で斬れ味ゲージが紫なので「匠」をMAXとするよりも護石だけで発動させられる「業物」を付け、さらに「剛刃研磨」を付けることで少しでも斬れ味の消耗を抑える構成にしてみました。

 「回避性能」はスロットの関係で3までしか上げられませんでしたが、装飾品は揃っているので「体力増強」を減らせばMAXまで上げることもできます。一応、片手剣は被弾率が高いので「体力増強」を優先しています。


***


 最近は自宅待機やらGWやらもあったおかげでモンハンをやる時間が増えています。まぁ、もうストーリー云々は終わっているので、こうしてスキル構成を考え直したり、トロフィー狙いでレア環境生物を探したり………まだまだ続きそうです。延期にはなりましたが、アルバトリオンも配信されますしね。


 今回はこんな感じです。