世間的にはお盆ということですが、私の会社は特にそのようなものはなくカレンダー通りに働いていました。まぁ、割と自由にお休みは取れるし、とはいってもこの時期にお休みを取っている方も多いので職場はいつもよりは若干静かかなぁというところですね。
最近そこまで読書欲が活発というわけではないんですけど、なんとなく本を検索してしまいます。小説というより教養本を探していたんですけど、歴史だとか哲学だとかそういう内容で体系的な本を読みたいときは特に「講談社学術文庫」が結構いいんですよね。
続きを読むなんだかんだでもう8月も中旬に差し掛かっていて、いやー、こうやってすぐ年末を迎えるんだろうなーとか思い始めています。
土日は相変わらず近所での買い物以外は家にこもるような生活が続いていて、以前なら2〜3ヶ月に1回くらいは旅行をしていたんですけどそれもできない世の中になってしまいましたね。
続きを読む 先日、瀬尾まいこ氏の『図書館の神様』の感想を書きました。その中では触れなかったのですが、作品の中で主人公の早川清と垣内君のこんなやり取りがあります。
続きを読む「部長、夏目漱石のいい話ない?」
「どうしたんですか、突然。まさか文学に目覚めたとか」
「残念ながら、まだ文学には目覚めてはいないんだけど。あのね、二年生の授業で『こころ』が出てくるんだけど、つまらないから他の作品に替えようかなって思って」
「つまらない? そういう私情を文学に挟むのはよくないですよ。『こころ』は名作です」
「じゃあ前言撤回。『こころ』っていうの、授業でするには長すぎるの。だから教材替えたいんだ」
「そうですか。……じゃあ、『夢十夜』はどうですか? 夢の話が十個分載っているんです。一夜ごとに話が分かれてるから、好きなものを選りすぐって授業に使えますよ」
「そりゃ、便利で面白そうな話だね」
「ええ。きっと面白いです」
垣内君はそう言って、夏目漱石全集の一冊を渡してくれた。
「ありがとう。今、初めて文芸部の顧問でよかったと思った」
「お役に立てて光栄です」
垣内君が言った。
連休が終わりました。私は連休前日も休みを取っていたので5連休だったのですが、体感的に割とあっという間に過ぎていった気がしましたね。特にどこかに出かけていたとかしたわけでもなく、ただ単にのんびりと過ごしていただけなんですけど、まぁ、よく言いますよね、歳を取るにつれて1日が短く感じるようになる、と。
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