今年は色々と大変なシーズンでしたが、無事に巨人が2年連続のリーグ優勝を決め、ファンとしても嬉しい限りでした。各球団、例年以上に気を遣いながらの1年間で、本当に大変だったと思います。そんな状況でもこうして無事にプロ野球が開幕され、中断することなく終えられたことに感謝したいと思います。
さてさて、今年もこの時期がやってきました。各球団、来年に向けて戦力整備が行われるストーブリーグ。巨人も着々と来年へ向けて戦力整備を行っているので、本記事のタイトルも「2021年」としました。2020年の巨人についてはこのブログで十分に語り尽くしたかなー、と。
え、総括しなくていいのかって?それはこの記事でしているのでもうその必要はありません。ええ。
リーグ優勝を決めた後になんか秋のオープン戦みたいなのをやっていたらしいですけど、そんなのは知りません。(現実逃避)
話を戻します。
(以降、敬称略です。)
今年も多くの選手に戦力外通告がされ、つい先日、トライアウトが開催されました。今年は現役復帰を目指す新庄剛志氏が参加したことでいつも以上に話題になっていましたけど、実際のところ、このトライアウトから出る合格者はほんの数人という狭き門でもあります。
巨人からも、開幕投手を務めたこともある宮國、守備固めや代走とユーティリティプレイヤーぶりを発揮していた吉川大なども参加していました。
毎年のことではあるけれど、各球団からも多くの選手が戦力外になり、中には以前は結構一軍にも出ていたのになーという選手もいて寂しい限りですが、プロの世界はそれだけ厳しいってことですね。
一方で、出ていく選手もいれば入ってくる選手もいます。もはや巨人の十八番とも言えるFA市場ですが、以前こんな記事を書きました。
しかし、蓋を開けてみたら残留が多かったですね。大注目であった中日・大野、ヤクルト・山田は揃って残留となり、他にも注目されていたヤクルト・石山や西武・増田も残留となりました。FA宣言をした選手は、ヤクルト・小川、DeNA・井納、梶谷、ロッテ・澤村、松永の5人です(西武・増田と熊代は宣言した上での残留なので、厳密には7人)。
巨人は早速、井納と梶谷と交渉をして条件提示したようです。なんか、ネット上では2人とも「決定的」の見出しもあって巨人が獲得する流れになっていますが、どうなんでしょうね。井納はヤクルトとも交渉していますが、梶谷は巨人のみで実質DeNAとの一騎打ちになりそうです。
まぁ、巨人の狙いとしては菅野が抜けるであろう先発陣の強化と丸以外に固定レギュラーがいない外野の補強といったところでしょう。
まず先発陣では大黒柱である菅野がメジャー挑戦を表明したので、抜ける可能性は高くなりました(アメリカの状況次第では残留ってこともありそうですが。)。そうなると、先発陣の補強は急務となりますし、先発は何枚いても困らないので、シーズン通して回転できるという意味では井納に注目するのはまぁ当然のことかと思います。
いや、正直、最初は小川を最優先にするかと思っていたんですけど、この辺は後述する梶谷の獲得も目指すとなるとランクの兼ね合いもあるのかなぁ……と。井納の場合はCランクなので仮に獲得したとしても、人的補償は不要なため、巨人側から選手が出ていく心配はありませんからね。
次に梶谷ですが、巨人の外野陣はセンターの丸以外はまだ不安定な状況です。今年の中盤から松原が台頭してきたので、それが来年も続くかというところでしょうか。ただ、それでもレフトが日替わりになってしまうので、そこに梶谷が入ればある程度は固定メンバーで回すことができます。
また、今年はレフトにも入っていたウィーラーをファースト専門にして中島と併用できれば、片方は代打として控えることもでき、代打陣も厚みが出てきます。
さらに、亀井も代打専門としてここ一番の場面で起用することができるようにもなります。
亀井ファンの私の気持ち的には、そりゃ亀井はスタメンで出続けてほしいし、まだまだ活躍を見たいけれども、実際問題そうも言ってられず、亀井をスタメンから引き摺り下ろすような若手がなかなか出てこない状況はあまり良くないよなー、とは思っています。松原がそうなりつつあるけど、他の若手が出てくるまではある意味「つなぎ」役として中堅のレギュラークラスの存在は必要なんですよね。でも、巨人にはその選手すらいない……という感じです。
そういう意味でも梶谷はうってつけの選手なのかなと思います。
なんか書いていてよく分かんなくなってきたけど、まぁ、また戦力がある程度固まった頃に来シーズンの展望でも書いていきましょうかね。
今回はこんな感じです。
kmpen148.hatenablog.jp
kmpen148.hatenablog.jp
kmpen148.hatenablog.jp